談話・コメント

中曽根外務大臣談話

最近のガザ情勢について

平成21年1月8日
  1. 我が国は、戦闘停止に向けたエジプトやフランス等による仲介努力を高く評価するとともに、イスラエルがこれと同時に人道物資搬入を目的としたガザ攻撃の時限的停止を決定したこと等、停戦に向けた前向きな動きが見られることを歓迎します。
  2. 同時に、国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)が運営する学校への砲撃による犠牲者を始め、民間人の犠牲者が多数出ている事態は遺憾です。
  3. 我が国としては、イスラエルとパレスチナ武装勢力の双方が、民間人の更なる犠牲を防ぐため、関係国の仲介努力に真剣に対応し、即時に停戦することを強く求めます。また、今ある前向きな動きが、一刻も早く持続的な停戦合意につながることを強く希望します。
  4. 我が国としては、国連安全保障理事会での協議、ガザ地区への1000万ドル規模の緊急人道支援及び停戦実現に向けた関係者への働きかけ等を通じ、引き続き事態の沈静化に貢献していく考えです。
このページのトップへ戻る
中曽根外務大臣談話 | 平成21年談話 | 目次へ戻る