
中曽根外務大臣談話
ジュネーヴにおけるグルジアに関する国際会議について
平成20年11月20日
- 我が国は、11月19日にジュネーヴにおいて、第2回目のグルジアに関する国際会議が行われ、全ての参加者の建設的対応により、一定の前進が見られたことを歓迎します。
- 8月の紛争以来当事者による初の直接対話が実現し、紛争防止メカニズムや避難民の帰還などについて、生産的な議論が交わされたことは、地域をめぐる諸問題の解決に向けた前向きな一歩です。
- 我が国は、国際法に則った領土保全の原則に基づく平和的解決を一貫して支持しており、引き続きこの国際的議論を通じ、南オセチア及びアブハジアをめぐる諸問題が国際社会の受け入れられる形で解決されることを期待します。