談話・コメント

高村外務大臣談話

エルサレムにおける銃撃テロ事件について

平成20年3月7日
  1. 我が国は、3月6日(木曜日)、イスラエルのエルサレムにおいて発生した銃撃テロ事件を断固として非難する。御遺族に哀悼の意を表するとともに、負傷した方々に心からお見舞い申し上げる。テロは如何なる理由によっても正当化できず、テロを正当化しようとする如何なる試みも受け入れられない。
  2. 和平実現に向け当事者間の努力が行われている中で、このような事件が発生したことは極めて遺憾である。同時に、これによる暴力の連鎖は防ぐ必要があり、全ての関係者の自制を強く求める。
  3. また、我が国としては、以前より、ガザ地区とイスラエル南部における暴力の激化と、人道状況の悪化を憂慮しているところであり、引き続き、イスラエルとパレスチナ自治政府双方に対し、和平実現のために粘り強く交渉に取り組むことを期待する。我が国としても、当事者の取組を最大限支援する考えである。
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