平成19年3月18日
【参考】パレスチナ挙国一致内閣成立の概要
(1)(アラブ和平イニシアチブを含む)アラブ首脳会議諸決議等が定める国民的な諸目的の実現に取り組むことにコミットする。その上で国際的な諸決議及び過去にPLOが署名した諸合意を尊重する。
(2)抵抗がパレスチナ国民の正当な権利であることを確認するが、現在の「平穏」を強化・拡大し、包括的、相互的、同時的な平穏を目指し努力する。
(3)EUとの強固な関係構築に関心があり、EUのより大きな役割を期待。また露、中国、日本、アフリカ・アジア諸国との関係強化を希求する。米に対しては、不公正な立場を見直し、パレスチナ人民の選択を尊重するよう呼びかける。
(1)副首相:アッザーム・アハマド(ファタハ)
(2)外務庁長官:ジヤード・アブ・アムロ(独立系)
(3)財務庁長官:サラーム・ファイヤード(PLC少数会派「第三の道」。元財務庁長官)
(4)内務庁長官:ハーニ・カワセミ(独立系)