談話・コメント

「静岡県浜松市におけるレストラン経営者強盗殺人事件」被疑者のブラジルにおける起訴・逮捕に関する麻生大臣のコメント

平成19年2月17日
  1. 本事案は、我が国がブラジル政府に対して国外犯処罰を要請した二件目の事例であり、我が国として、今般のブラジル側の迅速な対応を評価するとともに、引き続き今後の推移を見守りたい。
  2. いずれにせよ、ブラジル人逃亡犯罪人の問題について我が国は従来より「不処罰は許さない」との立場から、ブラジル政府に働きかけを行うなど鋭意取り組んできている。今後もかかる取り組みを継続していく。

(参考)

  1. 日本時間2月17日(現地時間2月16日)、ミナスジェライス州警察は、同州検察庁による起訴を受けて、平成17年11月に発生した「静岡県浜松市におけるレストラン経営者強盗殺人事件」(:平成17年11月21日~22日、静岡県浜松市にて三上要さん(当時57歳)が殺害され、現金が強取された事件)の被疑者であるアルバレンガ・ウンベルト・ジョゼ・ハジメを強盗殺人及び放火未遂の容疑で逮捕。
  2. 本事案について我が国は、昨年12月22日、ブラジル政府に対しブラジルにおける国外犯処罰規定の適用を要請し、その後も現地の在外公館を通じ、ブラジル外務省、法務省、連邦検察庁、ミナスジェライス州検察庁等に累次働きかけを行ってきたところ、今般、同人の起訴・逮捕に至ったもの。
  3. 本事案は、1月に被疑者起訴に至った「静岡県浜松市における女子高校生死亡ひき逃げ事件」に続き、我が国がブラジル政府に対して国外犯処罰の要請を行った二件目の事例。
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