フィジー共和国

令和6年10月11日
ワガバザ駐日フィジー大使と懇談する柘植副大臣の様子
祝辞を述べる柘植副大臣の様子

 10月11日、柘植芳文外務副大臣は、駐日フィジー共和国大使館で開催された「フィジー共和国独立54周年記念レセプション」に出席したところ、概要は次のとおりです。

  1. 冒頭、柘植副大臣は、ワガバザ駐日大使の挨拶に続いて挨拶を行い、その中で、フィジー共和国の独立54周年を祝福するとともに、日本とフィジーは、基本的価値を共有する重要なパートナーであり、長きにわたる大切な友人である旨述べました。
  2. また、柘植副大臣は、ランブカ・フィジー共和国首相も参加した「第10回太平洋・島サミット(PALM10)」を振り返り、日本は太平洋諸島フォーラム(PIF)が策定した「2050年戦略」に沿って、サミットで採択された共同行動計画を着実に実施し、未来に向けて共に歩んでいく旨述べました。
  3. さらに、柘植副大臣は、パリ・オリンピックにおいて男子7人制ラグビーのフィジー・チームが銀メダルを獲得したことや、自身が本年5月のトンガ訪問の際にスーパー・ラグビー・パシフィックで島しょ国出身の選手から成るチーム「モアナ・パシフィカ」の試合を観戦したことに触れながら人と人との絆の大切さに言及し、来年国交樹立55周年を迎える日本とフィジーの間でも、多くの人々の間で将来の財産となる人と人との絆が築かれるよう願う旨、また、日本とフィジーの友情が一層深まることを祈念する旨述べました。
(参考)「2050年戦略」(「ブルーパシフィック大陸のための2050年戦略」)

 太平洋島嶼国が、将来に向けた共通の戦略として2022年(令和4年)に策定。7項目から成り、太平洋島嶼国の関心事項や問題意識が集約。


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