ラオス人民民主共和国
上川外務大臣とサルムサイ・ラオス副首相兼外相との会談
令和6年5月2日


現地時間5月2日午前9時55分(日本時間同日午後4時55分)から約10分間、OECD 閣僚理事会(MCM)に出席中の上川陽子外務大臣は、サルムサイ・コンマシット・ラオス副首相兼外相(H.E. Mr. Saleumxay Kommasith, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of Laos)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、ラオスの ASEAN 議長国としての成功に向け引き続き支援していく旨述べるとともに、日本としては OECD が世界の成長エンジンである ASEAN諸国との協力関係を強化することを重視している旨述べました。この文脈で、日本は10周年を迎えた東南アジア地域プログラム(SEARP)を通じ、ラオスを含む東南アジア地域の持続可能な経済成長に貢献したいと述べました。
- サルムサイ副首相からは、今次 MCM の議長国としての日本がOECDとASEANとの関係強化に貢献していることに対する謝意が述べられ、ラオスとしてSEARPを通じた日本との協力を一層強化させていきたいと述べました。
- サルムサイ副首相から、昨年10月の上川大臣のラオス訪問は有意義だったと述べるところがあり、その上で、両者は、来年の日ラオス外交関係樹立 70 周年に向けて、両国の「戦略的パートナーシップ」を新たな高みに押し上げるべく、緊密に連携していくことで一致しました。