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鷲尾外務副大臣の第20回環インド洋連合(IORA)閣僚会合出席
令和2年12月18日

12月17日、第20回環インド洋連合(IORA)閣僚会合がオンライン形式で開催され、鷲尾外務副大臣がビデオメッセージにより出席しました。
- 本会合は、IORAの加盟国と日本を含む対話パートナー国の間で実施される閣僚級の年次会合であり、本年はアラブ首長国連邦が議長国を務め、32カ国が参加しました。
- 鷲尾外務副大臣はビデオメッセージを通じて、コロナ禍における国際協調の重要性を訴えるとともに、この地域に自由で開かれた、ルールに基づく秩序を構築することが世界の平和、安定、繁栄の鍵であるという確信の下、日本は「自由で開かれたインド太平洋」を推進してきており、引き続き、IORAと連携していきたい旨述べました。
環インド洋地域(東アジア~中東~アフリカ)における経済面での協力推進を主な目的とした地域機構であり、我が国は対話パートナー国として参加。IORAは優先6分野として、(1)海洋安全保障、(2)貿易・投資の促進、(3)漁業管理、(4)災害リスク管理、(5)学術・科学技術協力、(6)観光促進・文化交流を、分野横断イシューとして(1)ブルーエコノミー、(2)女性の経済エンパワーメントを掲げている。
加盟国 (22カ国):豪州、バングラデシュ、コモロ、インド、インドネシア、イラン、ケニア、マダガスカル、マレーシア、モルディブ、モーリシャス、モザンビーク、オマーン、セーシェル、シンガポール、ソマリア、南アフリカ、スリランカ、タンザニア、タイ、UAE、イエメン
対話パートナー国(10カ国):中国、エジプト、フランス、ドイツ、イタリア、日本、韓国、トルコ、英国、米国