レバノン共和国

令和2年12月3日
「レバノン国民に対する支援のための国際会議」における鷲尾外務副大臣ビデオ・メッセージ発出1
「レバノン国民に対する支援のための国際会議」における鷲尾外務副大臣ビデオ・メッセージ発出2
  1. 12月3日(日本時間)、フランス政府及び国連の共催で「レバノン国民に対する支援のための国際会議(International conference in support of the Lebanese people)」がオンライン形式で開催され、我が国から、鷲尾英一郎外務副大臣がビデオ・メッセージを発出しました。
  2. 鷲尾外務副大臣から、我が国は、シリア難民の受入れ等に係るレバノンへの人道支援(約2億2000万ドル(2012年以降))や同国における新型コロナウイルス対策としての緊急支援(約760万ドル)を実施してきたこと、今回の大規模爆発による被害を踏まえて、緊急援助物資の供与を行ったほか、500万ドルの緊急無償資金協力の実施等を決定した旨述べました。
    また、こうした国際社会による支援がレバノン国民のために有効的かつ意味のある形で活用されることが最も重要である旨指摘し、レバノン政府が行財政・司法改革を透明性のある形で迅速に実行することを強く期待する旨述べました。その上で、レバノンにおいて必要な改革の実行が置き去りとされている現状に対して懸念を表明すると共に、こうした改革が一日も早く実行に移されるよう、効果的かつより機能的な政権の早期樹立を呼びかけました。
〔参考〕「レバノン国民に対する支援のための国際会議」は、本年8月にレバノン・ベイルート市で発生した大規模爆発によって大きな被害を被ったレバノン国民に対する連帯と緊急支援を国際社会として表明する機会として、同月にマクロン仏大統領が呼びかけた支援国会合に続く二回目の会合。

レバノン共和国へ戻る