グローカル外交ネット

令和元年10月18日

 令和元年10月4日,外務省と独立行政法人日本芸術文化振興会日本博事務局別ウィンドウで開くとの共催で,駐日外交団を対象とした都内ツアーを実施し,駐日外交団23か国1機関より39名の大使,公使等が参加しました。
 このツアーでは,国立劇場(東京都千代田区)にて歌舞伎についてのオリエンテーションを聴講後,「通し狂言 天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)」の第2幕及び第3幕を観劇し,日本文化への理解を深めました。日本博事務局では,「日本人と自然」という総合テーマの下「日本の美」を体現する美術展・舞台芸術公演・文化芸術祭等を四季折々・年間を通じて地方を含めて展開する予定であることをこの機会に外交団に説明しました。

歌舞伎オリエンテーション

 河村潤子・独立行政法人日本芸術文化振興会理事長及び四方明子・外務省大臣官房地方連携推進室長からの冒頭挨拶に続き,独立行政法人日本芸術文化振興会日本博事務局の小島レイリ氏より同事務局の取組について説明がありました。最後に,大木晃弘・同事務局文化事業チーム長から,歌舞伎についての基礎知識の説明,「通し狂言 天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)」の解説等のレクチャーが行われました。質疑応答では外交団から,日本人でも歌舞伎の中の日本語が理解できるのか,歌舞伎役者にはどうしたらなれるのか,なぜ歌舞伎役者に女性がいないのか,またそのことが現代まで議論にならなかったのか等の質問がなされ,活発な議論が行われました。

  • (写真1)河村潤子・独立行政法人日本芸術文化振興会理事長による挨拶
    河村潤子・独立行政法人日本芸術文化振興会理事長による挨拶
  • (写真2)会場の様子
    会場の様子
  • (写真3)大木晃弘・独立行政法人日本芸術文化振興会日本博事務局文化事業チーム長によるレクチャー
    大木晃弘・独立行政法人日本芸術文化振興会
    日本博事務局文化事業チーム長によるレクチャー
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