外務副大臣・外務大臣政務官
木原外務大臣政務官のベルギー訪問
平成26年3月28日



1 3月21日から24日にかけて,木原誠二外務大臣政務官は,ベルギーを訪問し,ジャーマン・マーシャル財団が主催する「ブリュッセル・フォーラム2014」に出席するとともに,関係者等と意見交換を行いました。
2 「ブリュッセル・フォーラム2014」では,「グローバル・エネルギーの変遷と経済競争力」と題するセッションにパネリストとして出席した木原大臣政務官から,ウクライナ情勢が我が国及びアジアに及ぼす影響,また,福島第一原発事故の教訓,原発を巡る国内の状況について説明するとともに,質問に答える形で,米国産LNGの対日輸出促進への期待を述べました。
3 また,木原大臣政務官は,ゲオルギエヴァ欧州委員(国際協力・人道援助・危機対応担当)と会談し,防災に関するポスト兵庫行動枠組,ポスト2015開発アジェンダ,ウクライナ情勢等につき意見交換しました。
(参考)
ジャーマン・マーシャル財団(German Marshall Fund of the United States:GMF)とは,米国(ワシントンDC)に本部がある米欧間の相互理解・協力に向けた公共政策に関連する財団。1972年に,マーシャル・プランによる支援を記憶に留めることを念頭に,西ドイツ政府(当時)の寄付により設立された。政治・安全保障分野における大西洋(transatlantic)関係の発展を起源とし,近年では,政策シンクタンクとしての性格を強め,グローバル且つ今日的な課題や,アジアを含む他地域にも,そのカバレッジを広げつつある。欧州各地に支部があり,米欧の首脳,閣僚級要人,有力シンクタンク,メディア,企業関係者等を集めた政策フォーラムを主催している。