寄稿・インタビュー

エスパンサオ紙(アンゴラ)による河野外務大臣書面インタビュー

(2019年5月3日付)

「日本の外務大臣がロウレンソ大統領へのTICAD出席要請のためルアンダへ」

令和元年5月8日

 日本の河野太郎外相は,今年8月に日本で開催される第7回アフリカ開発会議(TICAD7)へのロウレンソ大統領の出席を要請するため,ルアンダを訪問している。

 「TICAD7では,民間セクターの育成とイノベーションを通じたビジネスの推進,強靱で持続可能な社会の推進,平和と安定等が重要なテーマとなります。サブサハラアフリカ第3位の経済規模を誇り,豊富な資源を有するアンゴラとの間では,特に,ビジネス面で関係を強化する余地が大きいと考えております。ロウレンソ大統領には是非TICAD7に出席いただき,会議におけるアフリカの経済成長促進に係る議論を日本と共にリードしていただきたいと考えており,今回の訪問において協力をお願いする所存です」と,河野大臣はエスパンサオ紙に述べた。

 日本の外務大臣として17年ぶりにアンゴラを訪問する河野大臣は,日本企業によるアンゴラ進出が伸び悩む中,今次訪問を,二国間関係をさらなる高みに上げるための契機にしたいと考えている。河野大臣は「アンゴラは,サブサハラ有数の経済規模を有し,豊富な資源に恵まれており,大きなポテンシャルを持った国です。日本企業のアンゴラ進出は,債権の行使や銀行送金に頻繁に支障が生じていたことにより,低迷する状況が続いていました」と述べた。

 河野大臣は,ロウレンソ大統領が推進する「財政改革,国営企業の民営化,金融システムの健全化,汚職対策,ガバナンス改善といった各種改革」を高く評価するとし,「ロウレンソ大統領による改革を受け,日本企業のアンゴラに対する関心も高まっています」と指摘した。その「具体的な成果」としては,既に豊田通商が「ナミベ湾包括開発プロジェクト」の建設工事請負契約をアンゴラ運輸省と締結し,本年3月には,同プロジェクトに対するJBICの融資が決定されている。


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