世界が報じた日本
海外主要メディアの日本関連報道
最近の海外主要メディアにおける日本関連報道の中からいくつか紹介いたします。メディア側から予め承認が得られたものの中から選んで掲載しています。転載・複製を禁じます。詳細はリンクから原文をご参照願います。
掲載日:
9月6日付:
媒体名(国名):
執筆者(発信地):
ツェリン・パルデン記者
ブータン国王王妃両陛下は2011年11月18日に相馬市を訪れ,桜丘小学校の子どもたちと交流した。国王陛下が語った龍についての物語は若者,年配者を問わず彼らの心に響いた。相馬市職員は「当時は我々にとって大変困難な時だった。国王王妃両陛下の訪問の後,多くのことが変わった」と述べた。
三春町国際交流協会理事長で三春町在住の石川直子氏は,「あれ以来,我々は親善と友好の証として日本の宝である誉れ高い滝桜の苗木を贈っている」と述べた。
日本ブータン協会事務局長の渡辺千衣子氏は,東京で10年前にブータン料理専門レストランを始めた。「レストランはいつも予約でいっぱいで,年を重ねるにつれより多くの人が自分好みのブータン料理を楽しむようになっている」と,渡辺氏は述べた。
日本外務省の職員は,ブータンは緊密で友好的な国であると述べた。「我々には長い友好の歴史があり,我々はブータンの発展に関心を有している」と外務省筋は述べた。
掲載日:
9月14日付:
媒体名(国名):
執筆者(発信地):
ジョン・シュミュール投資担当記者
日本政府は,労働力不足を軽減させるため,2013年から介護施設がロボットを導入するための補助金の支給を始めた。西洋への大量輸出の前に解決すべき問題は,日本人と西洋人の人型ロボットに対する受け止め方に関する大きな文化的差異であろう。西洋諸国の方が人型ロボットに懐疑的であるとされている。しかし日本と同様,西洋諸国では急増する高齢者人口が介護労働者を必要としているため,ゆくゆくは日本のロボットが受け入れられるかもしれない。
日本政府はより汎用性が高くさらに安価なロボットの開発のため,ロボット開発者にも補助金を支給している。井上薫首都大学東京准教授は,ロボット産業が日本のみならず世界において発展する潜在性は高いと確信する。企業と研究者が,ロボットは人間の代わりとなるのではなく,人を補完し助けるためにあるというロボットの主目的を見失わないことが大切であると,彼女は述べる。