世界が報じた日本
海外主要メディアの日本関連報道
最近の海外主要メディアにおける日本関連報道の中からいくつか紹介いたします。メディア側から予め承認が得られたものの中から選んで掲載しています。転載・複製を禁じます。詳細はリンクから原文をご参照願います。
掲載日:
4月8日付:
媒体名(国名):
ポロシェンコ大統領の訪日が終了した。天皇皇后両陛下との会見は訪日全体の華であり,ウクライナや大統領に対する敬意の現れであった。
重要なのは日本がほぼ無償で提供してくれる支援のみではなく,それ以上に大切なのは,ウクライナ経済への投資である。ポロシェンコ大統領が京都商工会議所や経団連と会談したのは,日本企業がウクライナのプロジェクトに関心がある証左である。大統領はウクライナの明確な方向性や欧州型発展について説明し,日本は聞いてくれた。この点,安倍総理も「ポロシェンコ大統領からは,改革の加速に向けた力強いコミットメントを頂いた」と述べている。
安保理非常任理事国としての日本とウクライナの責任は重大であり,国際場裡での日本の重みに鑑みて,大統領は,ウクライナとして日本の安保理常任理事国入りを支持する旨表明した。
掲載日:
4月9日付:
媒体名(国名):
執筆者(発信地):
クリスチャン・メルラン記者
サントリーホールは世界有数のコンサートホールだが,そこに足を運ぶ聴衆は,外国の指揮者にとっては夢のような聴衆だ。日本ではサイモン・ラトルをはじめ国際的に著名な指揮者は尊敬され,オーケストラの演奏旅行を主催する音楽事務所も徹底したプロ精神で演奏ツアーを企画・実施する。
実際,外国人指揮者達は,現地のオーケストラの質の高さに感嘆する。トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の常任指揮者でNHK交響楽団を指揮したソヒエフ氏は,ヨーロッパのオーケストラではできない難所を完全に上手くこなせた,と話している。また欧州でのキャリアを終えて,日本で音楽家として活躍している人々も多い。