世界が報じた日本
海外主要メディアの日本関連報道
最近の海外主要メディアにおける日本関連報道の中からいくつか紹介いたします。メディア側から予め承認が得られたものの中から選んで掲載しています。転載・複製を禁じます。詳細はリンクから原文をご参照願います。
掲載日:
3月17日付:
媒体名(国名):
執筆者(発信地):
野田龍二総領事インタビュー(ブライアン・ライ・ティエン・ホワ記者)
野田総領事は,ペナンの人々の親切さ,文化・遺産を大切にする気持ち,多様な民族と宗教の中の調和に感銘を受けたと述べた。またペナン州の発展と首席大臣の指導力を賞賛する一方,洪水対策と交通対策には改善が必要であると述べた。
野田総領事は,ペナンが日本に見習うべき点を問われ,即座に「海岸」と答えた。彼は,60年代工業化が進む中,日本の海や汚染が進み,河川からは生物が消えたが,その後の厳格な工業排水規制,教育及び浄化努力により,今ではこれらの河川は人気スポットになっていると説明した。
在ペナン日本国総領事館は1978年に開設され,以後,当地に日本文化がしっかりと根付いてきた。野田総領事は,毎年のペナン盆踊り大会に多くの市民が浴衣を着て参加しており,日本文化が広く受け入れられていることに驚いたと述べた。
掲載日:
3月17日付 媒体名(国名):
媒体名(国名):
執筆者(発信地):
Jasmijn Post記者
本年は日ベルギー両国外交関係樹立から150周年という記念の年にあたる。
石井大使は,両国の150周年の歴史について,東日本大震災時のベルギーによる支援と昨年12月のパリでのテロを例にあげ,助け助けられる友好関係にあると述べた。
また,貿易投資等経済面では,ベルギー企業の日本への進出に向けたアドバイスとしてJETROや投資セミナーを紹介し,日本企業にとってベルギーの魅力は特にヨーロッパのハブとしての地理的な位置であるが,一方,税制等が複雑で困難な面があることも指摘した。さらに,日EU・EPA交渉の見通しを語り,同協定は双方にメリットがあることを強調した。
パリにおけるテロの影響については,日本での報道振りについて説明し,再開された東京・ブリュッセル間直行便にも打撃を与えたが,観光客は戻ってきていると述べた。
掲載日:
3月20日付:
媒体名(国名):
執筆者(発信地):
アリシア・ゴンサレス記者
スペインには「三度目の勝利」ということわざがある。三菱リージョナルジェット(MRJ)旅客機の開発に情熱を注ぎこんでいる三菱航空機株式会社は,このことわざを信じている。航空産業から50年間も遠ざかり,同産業の過去二回の大失敗の後に,日本は商業用旅客機の開発・生産市場に堂々と戻ることを期待している。
熊谷宜久欧州三菱航空機社長は「単なる企業プロジェクトではない。日本の大手企業が参加し,政府の財政的・政治的支援を得ている国家プロジェクトである」と説明している。
熊谷社長は「プロジェクトをファイナンスする上で国民による支持は決定的であったが,現在そして将来において他国からの受注を受ける際にも重要となる」と述べた。