世界が報じた日本

(第7回太平洋・島サミット(PALM7))

平成27年6月2日

 最近の海外主要メディアにおける日本関連報道の中からいくつか紹介いたします。メディア側から予め承認が得られたものの中から選んで掲載しています。転載・複製を禁じます。詳細はリンクから原文をご参照願います。

掲載日:

5月21日付:

媒体名(国名):

ティア・ベラウ紙(パラオ)
タイトル:
日本は450百万ドルの支援パッケージを約束

執筆者(発信地):

オゲルン・ケソレイ編集長

 安倍総理は,基調演説において,今後3年間にPIF島嶼国に対して450百万ドル以上の新たな支援パッケージ及び今後3年間に4,000人の人材育成・人的交流計画を発表した。首脳は,災害リスク削減,気候変動,環境等7分野における協力を強化することに同意し,日本の寛大な支援に深謝すると共に,日本の継続的なコミットメントに高い期待を表明した。

掲載日:

5月21日付:

媒体名(国名):

フィジー・サン紙(フィジー)
タイトル:
日本から支援が届く

執筆者(発信地):

ジョティ・プラティバ記者

 日本は通信及び災害リスク管理の改善に向けて,フィジーに対する財政支援を約束した。安倍総理は9億円がフィジーに用意されることを明らかにした。リーダーシップ及び人的資源開発に関して,フィジー人を訓練するさらなる財政支援も日本政府に約束された。フィジーは国連安保理改革のために国際場裡において日本を支持することに合意した。国際場裡におけるフィジー及び日本のより良い協力についても合意された。

掲載日:

5月21日付:

媒体名(国名):

バヌアツ・デイリー・ポスト紙(バヌアツ)
タイトル:
ナツマン首相は日本からサイクロン・パムに関する再復興支援を得る

執筆者(発信地):

リッキー・ビニヒ記者

 「平成27年度対バヌアツ無償資金協力(経済社会開発計画)」E/N署名式が20日東京にて執り行われた。城内外務副大臣はサイクロン・パム被災のニュースにより大変心を痛め,ナツマン首相に対し,自分(城内副大臣)及び日本政府からのバヌアツ国民に対する同情の意を伝えて欲しいと述べた。太平洋・島サミットは22日に開催されるが,既に気候変動対策と防災が今次サミットの最重要議題と示唆されている。

掲載日:

5月24日付:

媒体名(国名):

ソロモン・スター紙(ソロモン)
タイトル:
PALM7で,気候変動について取り上げられた

執筆者(発信地):

オファニ・エレマエ記者

 PALM7の主要な議題として,太平洋地域での気候変動及びその影響が取り上げられた。日本は,気候変動の要因の一つである,二酸化炭素排出量の削減に率先して取り組んでおり,日本を含め島国にとって,気候変動は大きな懸念事項である。東京にて,中野気候変動課長より,気候変動の影響,日本のこれまでの気候変動に対する取り組み及び太平洋島嶼国に対する支援等の説明があった。気候変動は太平洋島嶼国にとって深刻なリスクであり,日本のリーダーシップに期待している。本サミットでは,日本に感謝の意を表するだけでなく,島嶼国の気候変動による体験談を共有する良い機会となった。

掲載日:

5月24日付:

媒体名(国名):

オブザーバー紙(サモア)
タイトル:
トゥイラエパ首相がいわきの復興に立ち会う

執筆者(発信地):

イリア・イエル・ルアファウ記者

 トゥイラエパ首相を始めPALM7で日本を訪れた首脳が,安倍総理と共に,2011年の地震と津波で破壊されたいわき市の復興状況を確認した。トゥイラエパ首相は,PALM7の機会に安倍総理と二国間会談を行った。

掲載日:

5月24日付:

媒体名(国名):

ナショナル紙(PNG)
タイトル:
会長:PNGは太平洋諸島とよきパートナーである

執筆者(発信地):

ヘレン・テレサ・タラワ・レイ記者

 古屋圭司日本・太平洋島嶼国友議員連盟会長は,日本と大洋諸国間の友好議員連盟の交換プログラムへのPNGの参加状況は良好だと述べた。古屋会長は,このことはオニール首相の訪日回数を見れば明白と述べた。同会長は,昨年7月,安倍総理がPNGを訪問し,友好議員連盟の何人かが総理に同行し,PNG国民の大歓迎を受けた,我々は議員間の交換プログラムを有しているが,最も重要なことは,日本国政府から大洋州14か国への支援事業を支援することであると述べた。

掲載日:

5月24日付:

媒体名(国名):

タラキ紙(トンガ)
タイトル:
PLAM7閉幕

執筆者(発信地):

フィロカラフィ・ウェルディング・アカウオラ編集主幹

 トンガにとって重要なのは,安倍首相によって発表された,ファウア港整備計画に対する33億円の支援表明である。安倍首相は,ホヒバ首相との二国間首脳会談において,2011年の津波災害に対するトンガからの支援につき謝意を表明した。また,同会談において,ホヒバ首相は,首都ヌクアロファに日本大使館を設置し,有能な職員を配置していることに対し謝意を表明した。安倍首相は,太平洋諸国に対する5億ドルの支援表明を行ったPLAM6以来,太平洋諸国への開発協力に対する日本のコミットメントを確認し,今後3年間で,太平洋諸国に対し,550億円の支援を表明した。また,太平洋諸国首脳は,安倍首相の提案である11月5日をTsunami Dayとすることに合意した。

掲載日:

5月25日付:

媒体名(国名):

バヌアツ・デイリー・ポスト紙(バヌアツ)
タイトル:
バヌアツは自然災害対策の分け前にあずかる

執筆者(発信地):

リッキー・ビニヒ記者

 安倍総理はPALM7にて,将来の自然災害に対応するために(日本が太平洋島嶼国に供与する)550億円からバヌアツが恩恵を得ることを約束した。安倍総理は,「日本政府の約束として,我々は気候変動または災害に負けない強靭な力を育むため,今度3年間,PALM8の年までに550億円以上を提供する」と述べた。

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