カナダ
日・カナダ外相会談
平成29年11月8日


11月8日,午後3時15分(日本時間8日午後5時15分)から約25分間,APEC閣僚会議のためベトナム・ダナンを訪問中の河野太郎外務大臣は,クリスティア・フリーランド・カナダ外務大臣(The Honourable Christia Freeland, Foreign Minister of Canada)と日・カナダ外相会談を実施したところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣から,来年のカナダのG7議長国就任を祝うとともに,「日加協力新時代」を更に推進したい,G7の成功のため日本は協力を惜しまない旨述べました。これに対しフリーランド外相から,先般の電話会談に続き,河野大臣と緊密に意見交換ができていることをうれしく思う旨述べました。
2 北朝鮮問題について,河野大臣から,北朝鮮は核・ミサイル開発を継続しており,今は北朝鮮に対し圧力を最大限まで高め,北朝鮮が核・ミサイル開発を断念し,非核化を前提とした対話のテーブルにつかざるを得ない状況に追い込む必要がある旨述べました。これに対しフリーランド外相から,日本の考えに同意する,関係国が更に一層連携して北朝鮮の問題に対処することが重要である旨述べました。
3 この他両外相は,二国間関係の強化や,自由貿易の促進,核軍縮,安保理改革等の国際場裏の諸課題についても議論を行いました。