カナダ

平成30年5月21日
カナダ下院外交・国際開発委員会会談
カナダ下院外交・国際開発委員会全体写真
 5月18日,午後5時過ぎから約30分間,岡本政務官は,訪日中のカナダ下院外交・国際開発委員会一行の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
  1. 双方は,日本とカナダは共にG7に属し,価値観を共有する重要なパートナーであり,両国間で行われている活発なハイレベルの往来を高く評価しました。また双方は,4月の日加物品役務相互提供協定(ACSA)への署名など,両国関係が特に安全保障分野で深まっているとの認識を共有しました。
  2. 双方は北朝鮮をめぐる地域情勢について意見を交換し,北朝鮮が国際社会の安全保障上の脅威であるとの認識を共有しました。岡本政務官から,北朝鮮は過去20年以上にわたり国際社会を欺いてきた歴史があり,過去の教訓を踏まえれば,現在は圧力を維持する時である旨説明するとともに,北朝鮮による「瀬取り」監視活動のためのカナダの哨戒機派遣を歓迎しました。また,拉致問題に関する現状を説明し,カナダ側の理解と協力を求めました。
  3. 双方は,二国間関係の強化に関する議論をおこない,人物交流の重要性,特に,両国の大学生を中心とした学生交流やJETプログラムが,両国の相互理解を深めるために役立っているとの認識を共有しました。

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