採用情報
外務省の先輩職員インタビュー
欧州局西欧課所属 池村 七海さん

平成27年 | 入省 |
平成27年 | 領事局政策課 |
平成29年 | 欧州局西欧課 |
Q1 出身地を教えてください。出身地のアピールもお願いします!
東京都練馬区出身です。練馬区は東京23区で一番緑被率が高く,都内にいながら自然を感じられるところが魅力です。
Q2 現在の所属課と所属班,主な業務を教えてください。

現在は欧州局西欧課の庶務班に在籍しており,主に他省庁の方の海外出張がある際に出張先の在外公館との連絡調整等をしています。その他には,西欧地域の国の首相や大臣が訪日する際に必要な,空港での入出国に係る調整を東京にあるその国の大使館や,関係各省庁と行っています。
Q3 仕事をしていてやりがいを感じるときはどんな時ですか?
入省してから2年間在籍していた領事局政策課では,海外でテロや大規模災害が起きた際の緊急事態対応で,被害にあった日本人やその家族のために現場対応に当たる在外公館の領事担当者を本省から支える仕事に携わりました。また,現在在籍している西欧課では国内外の要人往来に係る準備等を担当しています。
領事局政策課での領事の仕事,西欧課での要人往来支援,全く異なる分野ですが,裏方として自分が関わった案件が収束に向かうことができたり,成功に終わった時は,とてもうれしくその一端を担えたことにやりがいを感じます。
Q4 今まで仕事をしていて印象に残っている出来事はなんですか?
伊勢志摩サミットの開催に携われたことです。私は5月末のサミット開催までの最後の1か月間伊勢志摩サミット準備事務局のプレス班員としてIMC(国際メディアセンター)の運営に係る仕事に携わりました。サミット開催直前から本番までは伊勢市に出張し,先輩職員と共に業者の方との打ち合わせ等細かい調整にあたりました。大規模な会議を成功させるのに,どれだけの人が携わり支えているのか,どのように物事が動いているのかを短期間でしたが間近に見ることができ,とても勉強になりました。サミットの開催に携われた経験は,外務省職員としての自分の財産になったと思います。
Q5 一緒に働いている先輩や上司の尊敬できるところはどんなところですか?

仕事を処理するスピードが早いのに細かいところまで目が行き届いていて,且つとても的確で無駄がないところが凄いなと尊敬します。
Q6 興味のある(赴任したい)国や地域はどこですか?またその理由はなんですか?

入省4年目で研修する言語を選択する際には,更なる語学力向上を目指して英語を選択しました。英語を使いこなせるようになって,世界の様々な地域に行ってみたいという思いがありますが,やはり現在西欧課で管轄している西欧地域には赴任してみたいです。普段の業務で関わっている地域であるので,他の地域よりも親近感がありますし,初めて行った海外が西欧地域だったこともあり,思い入れのある地域であることが理由です。
Q7 休日の主な過ごしかたを教えてください!


休日は,中学時代からの仲の良いグループで今でも付き合いのある友人数人と会って遊びに行ったりお茶をしたり,かなり頻繁に会っています。先日は,大学に進学した同級生がが大学卒業の年だったこともあり,みんなで一泊二日でディズニーランドとディズニーシーに行きました!笑
そのほかに,私はフィギュアスケートを見るのが十年来の趣味で,最近は大会やアイスショーの現地観戦によく行きます。たくさんのスケーターの滑りを生で観ることができ,また,会場でないと体感できない感動や雰囲気なども味わえるのが魅力です。
Q8 外務省を目指している後輩に一言お願いします!

外務省では二国間の政治や経済分野の外交を行う部署以外にも,領事,広報文化,国際協力,儀典など様々な分野の部署があり,また,在外公館での勤務もあります。所属する部署によって会計分野や庶務の仕事でも業務内容が異なり,幅広い分野の仕事に携われるのが外務省の魅力だと思います。