採用情報
外務省の先輩職員インタビュー
在大韓民国日本国大使館所属 浜野 達也さん

平成21年 | 入省 |
平成21年 | 中東アフリカ局中東第1課 |
平成23年 | 大臣官房人事課 |
平成25年 | 在カザフスタン日本国大使館 |
平成29年 | 在大韓民国日本国大使館 |
Q1 出身地を教えてください。出身地のアピールもお願いします!
出身地は福岡県嘉麻市という福岡市及び北九州市から車で約1時間ほどの福岡県のほぼ中央に位置する街です。自然豊かでとても落ち着く場所であり,地元に帰った際には,都会では味わうことのできない景色や地元料理を満喫しています。
Q2 現在の所属公館(国名)と担当業務を教えてください。

現在は在大韓民国大使館で会計業務を担当しております。国が変わると領収書や請求書等の表示は外国語ですし,日本とは形式の違う書類が出てくることもあり,最初はそういった書類の確認に手間取りましたが,現在では少しずつ慣れてきて,上司や同僚,現地職員の力を借りながら問題なく業務を行うことができています。
Q3 現在(もしくは今までに)赴任した国で生活習慣やその他驚いたことを教えてください。
最初の海外勤務地はカザフスタンでした。多くのカザフスタン人は日本人に対して良い印象を持っており,街で会った現地のカザフスタン人の方に日本から来たことを伝えると非常に嬉しそうに日本について知っていることを語ってくれました。首都アスタナは日本人建築家が都市計画を行ったこともあり,私が思っていた以上にカザフスタンの人々にとって,日本は身近な国でした。多くの日本人はカザフスタンについて知らないことばかりだと思いますが,このように海外で活躍する日本人を始め,日本車,電化製品など海外でも日本製のものが大活躍しています。これまでの日本人が培ってきたものの偉大さを海外で初めて肌で感じることができ,非常に驚きました。
Q4 現在(もしくは今までに)赴任した国で楽しかったこと,苦しかったことをそれぞれ教えてください。
今まで赴任した国で楽しかったことは,その国の文化を身近に体験することができたことです。カザフスタンでは,仕事の後や休日にバレエやオペラ,サーカスを観に行くことがあり,日本ではなかなか経験することのできない文化体験ができました。また現在勤務している韓国では,様々な美味しい韓国料理を楽しむことができます。苦しかったことは,カザフスタンの冬の辛さです。真冬はマイナス40度の極寒となることもあり,車の故障等によく悩まされました。また冬の凍結した川をくりぬき沐浴をする伝統行事に参加した際は,あまりの寒さに参加したことを後悔しました。(今では良い思い出です。)
Q5 休日の主な過ごし方を教えてください。
休日は主にドライブをしたり,外を散歩しながら美味しいお店を探したりしています。また海外赴任をしてからは,旅行に行くことが趣味となりました。国内外を問わず,色々なところに行き海外の文化や歴史等に触れたいという気持ちが海外生活をする上で次第に強くなりました。また春から夏にかけては,大使館や韓国の日系企業等の駐在員の方々とソフトボールの練習や試合を行っており,非常に充実した生活を送っています。
Q6 外務省を目指している後輩にむけて外務省の魅力を語ってください!
外務省は色々な人と出会い,豊富な経験ができる非常に面白い職場だと思います。配属された部署には,様々な国の在外公館で勤務経験のある先輩方がたくさんいて,今まで勤務してきた在外公館やその国での生活の話を聞くことができます。
私は外務省に入るまで海外旅行もほとんど行ったことが無かったですが,諸先輩方の話を聞き,海外での仕事や生活の魅力が伝わってきて,自分も在外公館で働きたいという気持ちが次第に強くなっていきました。東京での本省勤務の後に在外公館の勤務が始まり,現在では,海外生活5年目となりました。
日本では常識と思っていることでも海外では常識では無いことや,日本ではスムーズに手続きできることも海外ではとても時間がかかることがあり,なかなか思い通りにならないこともありますが,そういうことも含め,その国を知り,また日本のことを改めて見つめ直す機会にもなっています。これから外務省を目指す皆さんには,外務省ならではの様々な人との出会いや経験が待っています。是非一緒に働きましょう!