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在ニューヨーク日本国総領事館所属 木下 誠さん

平成30年7月26日
(写真1)在ニューヨーク日本国総領事館所属 木下 誠さん
プロフィール:これまでの所属先
平成20年入省
平成20年大臣官房情報通信課配属
平成26年在中華人民共和国日本国大使館 配属
平成29年在ニューヨーク日本国総領事館 配属

Q1 出身地を教えてください。出身地のアピールもお願いします!

 出身は熊本です。中心部の住みよい街に加え,阿蘇の山々やたくさんの温泉などの雄大な自然も多く,おいしい物が多いです。特に馬刺しとラーメンが絶品で,帰郷する度に欠かさず食べています!

Q2 現在の所属公館(国名)と担当業務を教えてください。

 在ニューヨーク日本国総領事館で勤務しており,官房班に所属し通信業務を担当しています。主な業務は,総領事館で働く館員が利用するパソコンやネットワークなどの情報通信の分野でのインフラ整備・運用管理です。情報通信機器で情報を伝達することが当たり前となっている現代において,外交を支える重要な仕事であると認識して仕事に取り組んでいます。

Q3 現在(もしくは今までに)赴任した国で生活習慣やその他驚いたことを教えてください。

(写真2)在ニューヨーク日本国総領事館にて 在ニューヨーク日本国総領事館にて

 NYには,一つの国でも様々な人がいるということです。列に並んでいるのに平気で横入りをしてくる人もいれば,あなたはドアマンかと疑いたくなるほど次に来る人のためにドアを開けて待ってくれている人もいました。この国の人はこうだから,とひとまとめにはできないなと実感しました。
 サマータイムにも驚きました。日照時間を有効に使うため夏場だけ時間をずらす制度ですが,これが思ったより過ごしやすいです。実際に体験するまでは,時計の針だけ進めて何がいいのだろうと疑問に思っていましたが,いつも暗くなっている時間なのにまだ明るいというのは活発に行動が出来て,現地の人にとってはとても良い生活サイクルを生み出しているのだと思います。ただしサマータイムにあわせ家中の時計を調整しなければいけないのは面倒ですが…。

Q4 現在(もしくは今までに)赴任した国で楽しかったこと,苦しかったことをそれぞれ教えてください。

 楽しかったことは,海外に住むことで文化の違いに触れられることです。観光地に行きたいのであれば旅行でも構いませんが,住むとなると別の話で,文化の違いをより感じられます。たくさんの箱を持ってエレベーターに乗ると居合わせた初対面の人から「今日はクリスマスかい?」なんてジョークが飛んできます。日本ではあり得ませんよね。
 苦しかったことは,気軽に和食を食べられないことです。いやいやニューヨークなら(ましてや前の勤務地の中国においても)和食はあるでしょうと他の国の在外公館勤務の方々から突っ込まれる話ですが,もっと和食を食べたいのです。海外では和食の提供は高価であることが多く,気軽に食べられる和食に出会うことは難しいです。

Q5 休日の主な過ごし方を教えてください。

(写真3)ニューヨーク タイムズスクエアにて ニューヨーク タイムズスクエアにて

 おいしそうなレストランやカフェを探して歩いています。もともと散歩が好きなので,それに食事という目的をプラスしたものです。散歩がベースなので自宅の近くから徐々に範囲を広げていいお店を探しています。お気に入りのお店が増えていく感覚は日本においても海外においても嬉しいものです。
 それから,休日ではありませんが,平日の出勤前にボルダリングを楽しんでいます。早朝のジム通いは日本では難しいですが,ボルダリングだけではなくニューヨークは朝に活動できる場も多いので可能であり,海外ならではの生活をエンジョイしています。

Q6 外務省を目指している後輩にむけて外務省の魅力を語ってください!

魅力1:海外勤務できる!
 海外での仕事をすることで,仕事面だけではなく普段の生活からも様々な発見や経験をすることになります。その経験は自分自身を大きくするものだと思います!
魅力2:和食が好きになる!
 私はとても好きになりました!海外勤務で和食の良さを再認識しました。和食に限らず,海外で生活をすることで日本の良さに気付くことも多いです。
魅力3:外交に携われる!
 私が担当している情報通信分野だけでも業務内容は幅広いですが,この分野に限らず分からないことは基礎から学ぶことができますし,上司や先輩方から優しく指導をしてもらえるので心配ご無用です。外交に携わるというやりがいのある仕事を一緒に頑張りましょう!
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