採用情報等
外務省の先輩職員インタビュー
在チュニジア日本国大使館属 及川 ももこさん

平成21年 | 入省 |
平成21年 | 大臣官房人事課 |
平成21年 | 大臣官房儀典官室 |
平成23年 | 中東アフリカ局中東第1課 |
平成25年 | 在フランス日本国大使館 |
平成26年 | 在ストラスブール日本国総領事館 |
平成28年 | 在チュニジア日本国大使館 |
Q1 出身地を教えてください。出身地のアピールもお願いします!
西武ライオンズ,浦和レッズ,埼玉ブロンコスとスポーツが盛んな埼玉県出身です。彩の国さいたまということで自然も多く,小江戸川越など観光地もたくさんあります!
Q2 現在の所属公館(国名)と担当業務を教えてください。

現在は在チュニジア日本国大使館に勤務しています。担当の通信業務では大使館内のインターネット環境や機器の保守管理を,会計業務では,担当科目の支出・執行管理を行っています。どちらの業務も在外公館の運営を支える重要な業務であるという意識を持って取り組んでいます。
Q3 現在(もしくは今までに)赴任した国で生活習慣やその他驚いたことを教えてください。
前任地フランスで自動車学校に通いEUの運転免許取得に挑戦したのですが,実技の教習では日本のように練習用コースは存在せず,いきなり路上からのスタートということに驚きました。AT限定免許はなく運転する車がMTということもあり,初めて路上で運転するときには,ドキドキしながらハンドルを握った記憶があります。また学科試験では個々に配られたiPad上で,出題される問題に回答していくという形式を取っており,合理的なシステムが導入されていることにも驚きました。
Q4 現在(もしくは今までに)赴任した国で楽しかったこと,苦しかったことをそれぞれ教えてください。

フランスのトゥールという街で行った半年間の語学研修は,今でも忘れられない思い出です。ホームステイ先のホストファミリーや語学学校の友人とは今でも定期的に連絡を取っています。
また,苦労したことですが,Q3でも記載したフランス語でのEUの運転免許取得にチャレンジしたことです。日本で免許を取得していなかったので,本当に一からのスタートでしたし,フランス語ということもあり,特に学科試験が大変で,何度かチャレンジしてやっと受かった時の感動はひとしおでした。EUの運転免許は,現在のチュニジア勤務でも役立っています。
語学研修制度について
入省から4年間の各種語学研修で優秀な成績をおさめた一般職(高卒者)職員は,半年から1年間の在外語学研修を受講できる制度があります。2018年7月現在の研修国は,米国・英国(英語),フランス(フランス語),メキシコ(スペイン語),中国(中国語),ロシア(ロシア語),ポルトガル(ポルトガル語)です。
一般職(大卒程度)職員については,入省3年目または4年目に1年間の在外語学研修を受講できる制度があります。
Q5 休日の主な過ごし方を教えてください。

季節の食材がてんこ盛りです。
毎週土曜日には自宅から少し離れたカルフール(大型スーパー)へ買い物に行きます。カルフールでは食材から日用品まで幅広く何でも揃うので重宝しています。山のように積まれた野菜や果物は,大きさや色もまちまちなので,きちんと選別して買う必要があります。その他にも近くのスーク(市場)へ安くて新鮮な野菜を買いに行ったり,景色の良いカフェでブランチしてみたりと様々です。
Q6 外務省を目指している後輩にむけて外務省の魅力を語ってください!
外務省の魅力は何と言っても在外公館勤務ではないでしょうか。世界各地に223(2018年4月時点)の公館があり,その国の文化や仕組みにあわせて多種多様に業務が広がっています。日々直面する出来事は新鮮で,日本では経験できないことばかりです。
日本との文化・習慣の違いに大きな不安があるかもしれません。ですが,まずは飛び込んでみることが大切で,実際に楽しいことや辛いことを経験して自分自身が大きく成長していると気づくものです。皆さんも外務省で外交活動を担う一員として,働いてみませんか?