採用情報
2023年度外務省選考採用試験(一般職係長級)受験案内
1 職務内容
常勤の国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)の係長相当職員として外務省に入省し、採用後は外務省所轄行政に関する事務の実施等の業務の担当官として外務本省に配属されます。その後は、人事異動により外務本省及び在外公館での勤務をくり返します。
主な担当業務 | |
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領事 | (1)海外における邦人の生命及び財産の保護・安全の確保、(2)海外における邦人の身分関係にかかる事務、(3)身分関係にかかる公文書の証明にかかる事務、(4)旅券の発給、(5)海外渡航及び海外移住に関する事務、(6)査証関連事務、(7)本邦在住の外国人の待遇に関連する事務等の業務を行います。 |
IT分野 | (1)更なる外交力強化の実現に向けた外務省DXの推進、(2)外交を支えるインフラとして重要な情報システムの整備・運用管理、(3)サイバーセキュリティ対策強化等の業務を行います。 |
在外営繕 | 国外各国に所在する我が国の在外公館施設(大使館事務所、公邸等)の新築、保全・維持管理や増改築、不動産購入等の関連業務を行います。 |
在外公館警備 | (1)在外公館の警備、及び、在外公館職員の安全対策に関する企画、立案、実施、(2)在外公館の警備に関する研修・訓練等の実施、(3)警備情報の収集及び分析、(4)その他在外公館警備に関わる事務全般にかかる業務を行います。 |
秘書業務 | 本省、在外公館幹部の秘書業務を行います。 |
会計業務 | 外務本省と在外公館に関する予算要求、支出と収入の管理やそれらの決算報告、また、調達契約、物品管理、内部監査、本省庁舎や宿舎の管理等に関する業務を行います。 |
2 応募資格
大学、短期大学、高等専門学校若しくは高等学校を卒業した者及びこれらと同等以上の学力を有すると認められる者で、民間企業、官公庁等において一定の職務経験(2023年9月1日において、最終学歴が大学卒業の者は9年6月以上、短期大学又は高等専門学校卒業の者は11年6月以上、高等学校卒業の者は13年6月以上)を有する者。
(注)当該資格を満たしているかどうかを確認するため、最終合格者には勤務証明書等を御提出いただきます。勤務証明書等が提出できない期間は、職務経歴に通算されませんのでご注意ください。また、勤務証明書等を提出できない場合又は虚偽の記載がなされている勤務証明書等があった場合には、採用予定が取り消される場合があります。
3 求める人材
- (1)公務に対する強い関心と、全体の奉仕者として働く熱意を有する者
- (2)課題を解決できる論理的な思考力、判断力及び表現力を有する者
- (3)適切かつ効果的に対人折衝・調整を行うことのできる能力を有する者
- (4)職務経験を通じて体得した効率的かつ機動的な業務遂行の手法その他の知識及び能力を有する者
- (5)採用後の研修又は職務経験を通じてその知識及び能力の向上が見込まれる資質を有する者
- (6)海外勤務が可能で、それを厭わない者(外国における居住・勤務経験があればさらに望ましい)
- (7)一定程度の英語の能力を有する者。(その他言語(フランス語、スペイン語、中国語、ロシア語、ポルトガル語、アラビア語など)の能力を有していればなお望ましい)
今回の選考において採用された者は、上記1のいずれかの分野に配属されます。それぞれの配属先分野において期待される人材像は以下のとおりです。
配属先分野 | 期待される人物像 |
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領事 | 民間企業等における実務の経験その他これに類する経験(医療業務従事者、IT業務従事者、司法・行政書士、旅行・航空業務従事者、リスクコンサルタントなど)を領事事務分野に活用することができ、即戦力となる者。 |
IT分野 |
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在外営繕 |
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在外公館警備 |
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秘書業務 | 日程管理、外部コンタクト先との調整などの渉外的業務の実務経験を有し、かつ協調性を備える者。 |
会計業務 | 即戦力となることが可能な実務経験者(予算管理、経理、調達契約、物品管理、内部監査、建造物の管理等に関する分野)。(公認会計士等の国家資格の有資格者を求めるものではない。) |
4 給与・手当
- (1)給与は、一般職の職員の給与に関する法律(昭和25年法律第95号)に基づき支給されます。給与額は、学歴、経験年数等を勘案して算定します。
- (2)手当としては、扶養手当、住居手当、通勤手当、超過勤務手当、期末・勤勉手当(ボーナス)等があります。
5 勤務時間・休暇
- (1)勤務時間は1日7時間45分、原則として土曜日・日曜日及び祝日等の休日は休みです。
- (2)休暇には、年20日の年次休暇(4月1日採用の場合、採用の年は15日。残日数は20日を限度として翌年に繰越し)のほか、病気休暇、特別休暇(夏季、結婚、出産、忌引、ボランティア等)、介護休暇等があります。
- (3)また、ワーク・ライフ・バランス(仕事の家庭生活の両立)支援制度として、育児休暇制度等があります。
6 採用予定数
若干名
7 採用予定時期
原則として、2024年4月1日 (注)具体的な時期は個別に調整します。
8 選考日程(予定)
受付期間 | 8月1日火曜日~9月1日金曜日必着 |
第1次選考結果通知 | 10月25日水曜日 (注)第1次選考通過者のみ、メールで通知します。 |
第2次選考 | 11月7日火曜日~11月8日水曜日で指定する日 |
第2次選考結果通知 | 12月20日水曜日 (注)第2次選考対象者全員にメールで通知します。 |
第3次選考 | 2024年1月16日火曜日~1月31日水曜日で指定する日 |
最終合格発表 | 2024年2月9日金曜日 (注)第3次選考対象者全員にメールで通知します。 |
(注)社会情勢等により、日程は変更となる可能性があります。
9 選考方法
- (1)第1次選考:
- 書類選考(経歴評定)
- (2)第2次選考:
- 作文試験等(課題に対する理解力、これまでの社会経験に基づいた対応力、文章による表現力、専門性を確認するための筆記試験)
- (3)第3次選考:
- 面接試験(人柄、対人能力等についての試験)
(注)(2)第2次選考、(3)第3次選考は、対面で実施します。
10 選考実施場所
第2次選考及び第3次選考実施場所:外務本省
11 応募方法
申込書を簡易書留郵便により提出してください。封筒の表に「選考採用試験申込」と赤字で書いてください。
- (1)受付期間:
- 2023年8月1日火曜日~9月1日金曜日必着
- (2)必要書類:
- 申込書(様式1~3)(Excel版)・(PDF版)
(注)Excel版申込書の様式1~3は同じファイルの別シートにあります。
(注)申込書はコピー(カラーコピーが望ましい)1部を取り、申込書原本と共に提出してください。 - (3)郵送先:
- 下記13参照
(注)提出いただいた応募書類の返却は致しません。当省において適切に保管し、保管の必要がなくなった時点で破棄の措置を取ります。
(注)障害があるため特に何らかの措置を希望される方は、申込書の所定欄へ記入してください。
12 備考
- (1)次のいずれかに該当する者は、応募できません。
- ア 日本国籍を有しない者又は外国の国籍を有する者
- イ 禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでまたはその執行を受けることがなくなるまでの者
- ウ 一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者
- エ 日本国憲法施行の日以降において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他団体を結成し、またはこれに加入した者
- オ 平成11年改正前の民法の規定による禁治産者の宣告を受けている者(心身耗弱を原因とするものを除く。)
- (2)最終的に採用内定者に選考された場合、現在職に就いている方は、採用時に当該所属先から退職して頂く必要があります(国家公務員法に基づく兼職・兼職制限等が適用されます。)。
- (3)採用内定者には健康診断を受診(自己負担により任意の医療機関で実施)していただきます。受診結果により内定が取り消される場合があります。
- (4)外国の永住権あるいは滞在許可を有している場合、赴任する国によってはそれらを放棄しなければならない場合があります。
- (5)国家公務員法第81条の2による定年制限が適用されます。
13 問合せ・書類郵送先
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
外務省大臣官房人事課採用班
電話:03-3580-3311