採用情報
外務省の先輩職員インタビュー
北米局日米安全保障条約課所属 金子 愛さん
平成30年 | 入省 |
平成30年 | 大臣官房在外公館課 |
令和2年 | 北米局日米安全保障条約課 |
Q1 出身地を教えてください。出身地のアピールもお願いします!
千葉県いすみ市出身です。自然にあふれている場所で、住みやすい田舎ランキングで1位にもなったみたいです。海に面していて海産物もおいしいですし、春は菜の花などの花もきれいで多くの自然を感じられるところです。
Q2 現在の所属課と担当業務を教えてください。
北米局日米安全保障条約課と日米地位協定室の庶務・渉外班で勤務しています。担当業務は渉外全般で、主に便宜供与(公共性・公益性を有する用務で海外に渡航する者に対して行う支援)や、会議開催のための会場設営やそれに伴う各種経費の調整を担当しており、そのほかにも課室員の庶務的なフォローなど幅広い業務を行っています。
これらの業務では、テレビのニュースになるような大きな国際会議にも関わることができ、最近ですと2022年1月に行われた日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)オンライン会議では、関係する各業者との調整等事前準備は大変でしたが、無事開催できたときは大きな達成感を得ることができました。外務省での仕事は大変なことも多いですが、その分いろいろな場面でやりがいを感じることができます。
Q3 今までに担当した仕事で印象に残っていることや大変だったこと、やりがいを感じたことを教えてください。
入省してからこれまで多くの業務を経験してきましたが、なかでも2019年8月の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が一番印象に残っています。当時は入省2年目で大型国際会議に関わることも初めてでしたが、先輩職員の指導を受けながら、たくさんのことを学ぶことができ、この国際会議に携われたことをとても光栄に思います。
私は開催1~2週間前からの応援要員としてTICAD7に参加させていただいたのですが、準備自体は1年以上前から開始されていると聞き、業務をしながら会議の規模の大きさを実感しました。
開催期間中は宿舎班として各国首脳が宿泊するホテルでの業務を担当しておりましたが、空港班や配車班との連携が徹底されており、事前調整や情報共有の重要性など、そこで学んだことは今でも仕事に生かされています。
Q4 興味のある国や地域はありますか。
私は、中国語、韓国語、英語を勉強してきたので、それらの言語を生かせる国に行き、現地で直接、その国の言葉や文化に触れたいと思っています。そのなかでも入省4年目からの語学研修で勉強している中国語については、より語学力を伸ばしたいと考えていて、将来は中国にある在外公館で勤務をして習得した語学を仕事でも生かせるようになりたいです。ほかにも、いろいろな国に赴任して、その国の文化や言葉に触れることで自分自身の知識や経験値を上げたいと思っています。
Q5 休日の主な過ごし方を教えてください。
趣味で写真を撮ったり、友人とカフェでお話をしたり、アーティストのライブに行ったりと、とにかく自分の好きなことをして充実した休日を過ごしています。
特にライブ会場の雰囲気がすごく好きで、1年に20公演以上ライブに行っていた時期もありました。コロナが流行してからは、アニメを見たり絵を描いたりと新たな趣味も見つかりました。
土日・祝日は休暇で、年間20日間の年次休暇も取得できるので、仕事だけでなくプライベートも充実させることができるのはこの職場の魅力の一つだと思います。
Q6 外務省を目指している後輩にむけて外務省の魅力を語ってください!
外務省一般職職員は、会計・経理、情報通信、領事、広報文化など、さまざまな分野を担当することができ、たくさんの業務を経験することによって、自分には何が向いているのか、どんなことがしたいのかを見いだせると思います。
また、業務をしながら語学を上達させることもできますし、海外の文化や言語にも触れ、日本を始め世界のことをより深く知ることができます。「なりたい自分を探し、常に成長できる」ということが私の考える外務省の一番の魅力です。