現地職員の本邦研修

令和5年10月31日
現地職員本邦研修参加者(シニアグループ)
現地職員本邦研修参加者(広報グループ)
現地職員本邦研修参加者(領事グループ)
  1. 10月30日、辻󠄀清人外務副大臣は、令和5年度現地職員本邦研修参加者59名による表敬を受けました。辻󠄀副大臣は、参加者全員へのメッセージとして、在外公館における貢献への感謝の言葉を伝えるとともに、更なる活躍を期待する旨述べました。また、参加者一人一人と言葉を交わし、激励しました。
  2. 今年度の本件研修は、10月29日から11月5日まで、大使館、総領事館など我が国の在外公館で活躍する59名の現地職員(注1)を対象として外務本省等において実施されています。
     (注1)アジア・大洋州地域15名、北米・中南米地域14名、欧州地域17名、中東・アフリカ地域13名、計59名
     本研修では、外務省関係局課による関連業務に関する講義(注2)や和食研修(和食文化やマナーについてのレクチャー等)、都内の視察研修が行われています。また、我が国、特に福島県の安全と魅力や復興についての講義や、日本伝統文化(伝統音楽)を学習・体験するプログラムにも参加する予定です。
     (注2)官房、領事、広報文化、外交政策、国際協力、経済戦略、外交儀礼、国際法、情報セキュリティ、警備対策等に関する本省幹部、職員及び外部講師による講義
  3. 現地職員は、我が国の外交、特に在外公館の活動を展開する上で欠かすことのできない貴重な戦力です。今般研修に参加した59名は、約5,600名の現地職員の中から、特に成績優秀と認められ選抜されました。
     本研修に参加した現地職員が、在外公館の各種業務に関連する制度や政策について理解を深め、また我が国に関する最新の知識・情報を直接観取することにより、館務への一層の貢献、ひいては我が国の外交活動の更なる強化につながることが期待されます。
     また、今回の研修により参加した現地職員の育成にとどまらず、日本外交の最前線で活躍する全ての我が国在外公館現地職員の意欲を高め、日々の精勤への励みになることからも、在外公館の活動の更なる活性化が期待されます。

現地職員の本邦研修へ戻る