大臣・副大臣・政務官

令和2年7月31日
写真撮影
懇談

 2020年7月30日午前11時30分頃から約20分間,鈴木外務副大臣は,逢見直人日本労働組合総連合会(連合)会長代行による来訪を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,逢見連合会長代行から,新型コロナウイルスの感染拡大が日本の労働環境にも大きな影響を及ぼしているが、同ウイルスと共存しながら生活しなければならない状況になっている旨述べ、「2020年度(2020年4月~2021年3月)の連合の重点政策」及びその重点政策の実現を求める「要請書」が鈴木外務副大臣に手交されました。
  2. これに対し、鈴木副大臣から、まず、日本国民の労働環境の向上のために日々努力されている連合の活動に敬意を表した上で、日本政府も連合も日本国民の労働環境をより良いものに改善していけるよう同じ方向を向いていると考えており、今後も協同していきたい旨述べました。
  3. 続いて、連合側から、あらゆるハラスメントの根絶に向けた対策の徹底、国際労働機関(ILO)総会で採択された「仕事の世界における暴力とハラスメントの根絶」に関する条約の批准等、外務省に関係が深い要請事項について説明がありました。
  4. 鈴木副大臣から、ILOの条約については国内法制との整合性等の論点があるが関係省庁と連携していきたい、働き方の多様化等の影響を受けて従来の労使関係にも一定の変化が見られる中、労働者の権利をいかに保護していくことができるか検討していくことが重要であること、また、国際社会への発信の観点からも連合のILOにおける貢献への感謝と今後への期待等を指摘しつつ、「要請書」について、関係者と共有しながら検討を進めていきたい旨述べました。
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