グローカル外交ネット

令和元年7月26日

 7月17日,外務省と福島県の共催で「ふくしま復興フェア」を開催しました。本フェアは,福島県産の果物,加工食品,菓子,飲料,銘酒等の展示・販売及び観光PR等を通じて,福島県の物産品や観光等の魅力及び同県の復興状況を発信する目的で行われるもので,外務省のほか関係省庁(厚生労働省・環境省,総務省,原子力規制庁,文部科学省・金融庁,財務省,防衛省,国土交通省,経済産業省,農林水産省,特許庁,法務省,復興庁・消費者庁(一部省庁は合同で開催))が7月17日から8月9日まで,リレー方式で開催しているものです。

  • (写真1)フェアの様子
    フェアの様子
  • (写真2)福島の復興状況等を説明する展示物
    福島の復興状況等を説明する展示物
  • (写真3)福島県産の桃を手に取る外交団
    福島県産の桃を手に取る外交団

 外務省で実施した本フェアは,省員に加えて駐日外交団,外国商工会議所等にも呼びかけを行い,在京インドネシア大使館をはじめ,39の公館・組織から7名の大使を含む計57名の外交官等に御参加いただきました。

 当日は,旬を迎えた福島県名産の桃をはじめ,数多くの特産品を販売したほか,観光PRのためのパンフレット等も配布しました。桃や菓子などの特産品は多くが完売となる盛況ぶりで,また,参加した外交団等からは,「自国も桃の産地であることから,ぜひ食べ比べをしたい。」「福島が復興のために頑張っていることを本国で語りたい」「本日購入したものをお土産に,輸出規制解除に向けて本国に働きかけたい」といったコメントがあるなど,福島の現状を正しく認識・理解してもらい,福島県の魅力を発信・応援する大変良い機会となりました。

 外務省では,このような取組のほか,今後とも福島県をはじめとした東日本大震災の被災県等の風評対策を支援する様々な対外発信事業を実施していく予定です。

 
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