その他のお知らせ
社会保険業務で使用する外部システムへの不正アクセスについて
外務省が業務委託している社会保険労務士法人が社会保険等の手続きに使用する情報システムサービスが、ランサムウェアによる第三者からの不正アクセス(以下、「本事案」)を受け、サービス提供の停止を余儀なくされていました。
このたび、サービス提供会社である株式会社エムケイシステム(以下、「エムケイシステム社」という。)から、停止していたシステムの復旧連絡とともに、調査の結果、情報漏洩の事実は確認されなかった旨の説明を受けましたものの、個人情報の漏えいを完全に否定できる状況にはないため、不審な照会電話や郵便物等にご注意いただきますようお願いいたします。
1 事態の概要
エムケイシステム社から2023年6月6日(火曜日)に、本事案の原因がランサムウェアによる第三者からの不正アクセスである旨の連絡を受領しました。その後、エムケイシステム社が外部専門機関を通じて調査した結果、システム内の登録されていたデータが外部に転送された痕跡は確認されなかった旨の連絡を受領しました。詳細は2023年7月19日付のエムケイシステム社のリリース資料をご参照ください。
不正アクセスによる侵害のため、登録データの「漏えいのおそれ(可能性)」を完全に否定することはできませんが、現在の技術水準において可能な限りの調査を、外部専門機関を通じて実施した結果、漏えいの事実は確認されていない由です。
なお、当事案に関して、不明な点等がございましたら、下記6「本件に関するお問い合わせ先」にて対応します。
2 対象となり得る職員等
2009年4月以降に外務省に在籍した非常勤職員、再任用職員、期間業務職員、研究調査員、6か月未満の任期付職員及びこれらの退職者ならびにその被扶養者
3 対象となるデータの項目
氏名、生年月日、住所、性別、電話番号、基礎年金番号、被保険者整理番号、雇用保険被保険者番号、給与情報、その他ついて、その一部又は全部
(注)なお、マイナンバーは流出の恐れの情報範囲には含まれていません。
4 原因
エムケイシステム社サーバに対するランサムウェアによる第三者からの不正アクセスによるもの。
5 二次被害又はそのおそれの有無及びその内容
システムの診断調査を専業とするセキュリティ専門会社が、精密な調査を実施した結果、システム内の登録されていたデータが外部に転送された痕跡は確認されませんでした。また、登録されていたデータがダークウェブ等に掲載されていないか調査を実施しましたが、当該データの掲載や公開は確認されませんでした。このことを裏付けるように、本連絡時点までに不正利用など二次被害の報告も寄せられていません。
6 本件に関するお問い合わせ先
- エムケイシステム個人情報お問い合わせ窓口
- 電話番号(フリーダイヤル)0120-351-733
- 受付時間:7月19日(水曜日)から10月31日(火曜日)9時00分から12時00分、13時00分から17時00分(土曜日・日曜日・祝日除く)
(注)お電話が混み合いつながりにくくなる可能性があります。お電話がつながらない場合は、時間をおいておかけ直しいただけますようお願いいたします。