中東

令和5年11月1日
国際シンポジウム「石油危機から50年:新たな日本・中東関係の構築に向けて」において開会挨拶を行う辻󠄀外務副大臣
国際シンポジウム「石油危機から50年:新たな日本・中東関係の構築に向けて」で開会挨拶を行う辻󠄀外務副大臣のステージ上の様子

 10月30日、辻󠄀清人外務副大臣は、日本エネルギー経済研究所中東研究センター及び早稲田大学カタールチェア共催による国際シンポジウム「石油危機から50年:新たな日本・中東関係の構築に向けて」に出席し、開会挨拶を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 辻󠄀副大臣から、日本としてイスラエル・パレスチナ情勢を深刻な懸念をもって注視しており、人道支援活動が可能な環境確保のための協力や、邦人の安全確保のための協力を求めるなど、事態の早期沈静化に向けた外交努力を継続している旨述べるとともに、ガザ地区における人道支援として1,000万ドルの緊急無償資金協力の実施を決定した旨紹介しました。
  2. また、辻󠄀副大臣から、50年前の石油危機は第四次中東戦争が契機であったことを踏まえ、そのような事態が再び訪れることのないよう、エネルギー安全保障上重要な中東諸国と、脱炭素も含めて、地域・国際社会の諸課題に共に取り組むパートナーとして協力を推進し、関係を深化していきたい旨述べました。

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