中東

令和2年1月27日
令和2年1月11日から1月14日,安倍昭恵総理夫人は安倍総理とともにサウジアラビア,アラブ首長国連邦,オマーンを訪問し,以下の活動を行いました。

サウジアラビア

障害児協会訪問

1月12日午前10時30分から約1時間,安倍昭恵総理夫人は,障害をもつ児童に対する教育,医療及び保育サービスを提供する障害児協会(Disabled Children’s Association)を訪問しました。同協会はアラブ諸国でも最大規模の障害児支援団体であり,年間約4千人の子供に無償でプログラムを提供しています。安倍総理夫人は,子ども達から歓迎の花束で出迎えられ,同協会関係者から,母子が一体となって他の親子と交流することで母子の連帯感を深めるプログラムの説明を受けるとともに,懸命にリハビリ訓練を受ける児童たちに励ましの言葉をかけつつ,様子を視察しました。

アラブ首長国連邦

1 カアビー文化知識開発大臣との懇談

1月13日午後6時40分から約40分間,安倍総理夫人は,アブダビ市内のアラブ首長国連邦(UAE)文化知識開発省において,女性閣僚であるヌーラ・アル・カアビー文化知識開発大臣と懇談を行いました。安倍総理夫人は,カアビー大臣との間で,日本及びUAEにおける女性の社会進出や,両国間の文化交流の現状や今後の交流拡大の方途等について意見交換を行いました。

2 現地で活躍する日本人との懇談

同日夜,安倍総理夫人は,UAEにおいて教育,建築,日本の伝統芸術の各分野で活躍する日本人との懇談を行いました。安倍総理夫人は,各出席者の活動内容の説明を熱心に聞くとともに,UAEにおいて高まる日本文化への関心や両国間の人的交流の増進等について有意義な意見交換を行いました。この中では,アブダビ日本人学校ではUAE人の生徒も受け入れており,同校を卒業したUAE人学生が日本に留学していることや,同国では日本建築に魅力を感じる人が増えていること,また,日本の伝統芸術を本格的に学べる機会が増えていること等が出席者から紹介されました。

オマーン

1 カブース前国王の崩御を受けたアハド王妃弔問

1月14日午前11時30分から約15分間,安倍総理夫人は,10日(現地時間)に崩御されたカブース・オマーン前国王の弔問のため,ハイサム新国王の王妃であるアハド王妃を訪問しました。安倍総理夫人から,オマーンの発展と地域の平和に尽力されたカブース前国王の功績に言及しつつ,アハド王妃に哀悼の意を伝達したのに対し,アハド王妃からは謝意が述べられました。

2 現地で活躍する日本人との懇談

同日夜,安倍総理夫人は,マスカット市内において,ビジネス,音楽等様々な分野で活動するオマーン在住の日本人女性と懇談し,日本の教育や技術をオマーンで広める上での課題や今後の可能性,オマーン国民との交流,文化の異なる地での生活等について幅広く意見交換を行いました。

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