中東

平成26年10月8日
10月6日(月曜日),中山泰秀外務副大臣は,訪日中のサビーフ・クウェート国社会労働大臣兼計画開発担当大臣(H.E. Mrs. Hind Sabeeh Al-Sabeeh, Minister of Social Affairs and Labor and State Minister of Planning and Development)との夕食会を主催し,意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。
 
1.冒頭,中山副大臣から,一行の訪日を歓迎するとともに,阪神淡路大震災及び東日本大震災に際してクウェートから多大な支援が行われたことに改めて謝意を表明しました。
 
2.中山副大臣は,クウェートにおいて現在策定中の次期国家開発計画に盛り込まれた複数の大規模プロジェクトは,いずれも日本の優れた技術が大きく貢献できる分野であり,日本企業は参画に向けて強い関心も有しているので,是非活用いただきたい旨伝えました。
 
3.サビーフ大臣は,次期国家開発計画の実施に際して官民の協力は不可欠であり,日本企業はこれまでもクウェートのインフラ整備に大きく貢献してきているので,現在計画中の大規模プロジェクトについても日本企業の技術と知見が活用されることを希望している旨述べるとともに,オフセット・プログラムの停止に代表される投資・ビジネス環境の整備も進めてきている旨述べました。
 
4.中山副大臣とサビーフ大臣は,若年層の就労支援,女性が輝く社会に向けた取組,中小企業支援についても意見交換を行い,和やかな雰囲気の中で夕食会を終えました。

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