イラン・イスラム共和国
イランにおける洪水被害に対する緊急無償資金協力
令和元年6月12日
- 安倍総理大臣は、本12日に行われた日・イラン首脳会談において、ローハニ大統領に対して、イランにおける洪水被害に対する支援として、国連児童基金(UNICEF)及び世界保健機関(WHO)に対し、合計250万ドル(2億7500万円(今年度支出官レート))の緊急無償資金協力を実施することを伝達しました。(6月11日決定)
- この支援は、イランにおいて支援を必要とする人々に対し、水・衛生、脆弱な人々の保護、保健、教育等の分野への支援を実施することを目的としています。
- この協力により、以下のような成果が想定されます。
(1)給水施設の修復や小学校へのプレハブトイレの提供等を通じ、約6万人の人々の水・衛生環境の改善。(2)テント又はプレハブによる臨時学習施設の設置等を通じ、約4万人の人々の教育環境の改善。(3)洪水により表出した地雷の回避教育等を通じ、約3万人の脆弱な人々の保護。(4)約16万人の人々を対象に、医療施設への医薬品や医療キットの提供。