イラン・イスラム共和国
日・イラン首脳会談
平成30年9月26日

(写真提供:内閣広報室)

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9月26日午後11時00分(9月26日午前10時00分,現地時間)から約30分間,安倍総理大臣は,ローハニ・イラン大統領(H.E. Dr. Hassan ROUHANI, President, Islamic Republic of Iran)と首脳会談を行ったところ,概要以下のとおり。
- 冒頭,ローハニ大統領から,安倍総理との会談について歓迎の意の表明があり,これに対し,安倍総理から,6年連続でお会いでき嬉しい旨述べ,また,最近イラン南西部で起きた襲撃事件により多数の死傷者が生じていることに対して弔意を表した。
- 二国間関係に関し,安倍総理から,来年は日イラン国交樹立90周年であり,両国の伝統的友好関係を一層発展させていきたい旨述べ,環境,医療,防災等の分野で,イラン国民に裨益する協力を実施してきている旨述べた。
- 核合意に関し,安倍総理から,イランの核合意履行継続を歓迎しており,日本は核合意を引き続き支持している旨述べた。
- 中東情勢に関し,安倍総理から,地域の安定にはイランの建設的役割が不可欠である旨述べた。また,イランを巡る国際環境改善には,イランが具体的に地域の安定に向けて行動を示すことが必要である旨述べた。
また,両首脳は,イエメンを含む中東地域情勢や北朝鮮情勢についても意見交換を行った。