イラン・イスラム共和国
岸田外務大臣とネエマトザーデ・イラン商業・工業鉱山大臣との会談
平成27年10月13日


10月13日(火曜日)7時30分(現地時間,日本時間13時)から約60分間,イラン訪問中の岸田文雄外務大臣は同行企業の各社代表者とともに,ネエマトザーデ・イラン商業・工業鉱山大臣と会談を行ったところ,概要以下のとおり(日本側からは,上村中東アフリカ局長他が同席)。
1 冒頭発言
ネエマトザーデ商業・工業鉱山大臣より,包括的共同作業計画(JCPOA)が履行された後には,貿易関係のみならず,投資関係も含む長期的な協力関係を構築していきたい,そのためにイラン側としても積極的な情報提供を行っていきたい旨述べた。これに対して,岸田大臣から,核問題の最終合意を歓迎する,日本はイランとの経済関係を含め,様々な関係を発展させていく考えである,今回は,日本企業の方々と共に訪問,いずれの企業もイランの可能性に強い関心を有しており,今後イランとの協力を拡大していきたいと考えている旨述べた。また,岸田大臣は,JCPOAの「履行の日」以降欧米の制裁が解除されれば,日本企業が本格的に経済活動を行うことができるとの発言があった。
2 同行企業の代表者からの発言
同行企業の各社代表者から,挨拶及び発言が行われた。これに対し,ネエマトザーデ大臣から,日本企業の方々からイランを良いパートナーとして認識していただいて嬉しい,イランと日本の経済関係は新しいスタートを迎えており,展望は明るいと述べ,会談を了した。