アフガニスタン・イスラム共和国

本23日，午後1時45分頃から約10分間，安倍晋三内閣総理大臣は，訪日中のモハンマド・アシュラフ・ガーニ・アフガニスタン・イスラム共和国大統領（H.E. Dr. Mohammad Ashraf Ghani, President of the Islamic Republic of Afghanistan）と首脳会談を行ったところ，概要は以下のとおりです。なお会談には，日本側から西村明宏内閣官房副長官他が，アフガニスタン側からバシール・モハバット駐日大使他が同席しました。

1. 安倍総理大臣から，ガーニ大統領の訪日を歓迎するとともに，本年はアフガニスタンの独立100周年でありお祝い申し上げる旨述べました。これに対し，ガーニ大統領から，即位の礼に出席できて光栄であり，歓迎に感謝する旨発言がありました。
2. 安倍総理大臣から，アフガニスタンで続いているテロを断固非難する旨述べるとともに，日本は今後とも国際社会と連携し，アフガニスタンの平和と安定に向けて引き続き協力していく旨述べました。また，安倍総理大臣から，拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めたのに対し，ガーニ大統領から支持の表明がありました。最後に，両者は引き続き関係強化に向けて協力していくことで一致しました。