アフガニスタン・イスラム共和国

薗浦外務副大臣のアフガニスタン訪問(結果)

平成29年1月12日

1月8日,薗浦健太郎外務副大臣は,アフガニスタン・イスラム共和国の首都カブールを訪問しました。日本の政務レベルのアフガニスタン訪問は3年ぶりであり,ガーニ大統領率いる国家統一政府の発足後は初めてとなります。今次訪問の概要は以下のとおりです。

1 ガーニ大統領表敬

1月8日午前,薗浦副大臣は,モハンマド・アシュラフ・ガーニ大統領(H.E. Dr. Mohammad Ashraf Ghani, President of the Islamic Republic of Afghanistan)を表敬し,意見交換を行いました。

薗浦副大臣から,昨年10月,アフガニスタンに関するブリュッセル会合に出席した際に発表した,年間最大約400億円の支援を2017年からの4年間継続するよう努めるとの日本のプレッジに関し,この第一段として,アフガニスタン政府の治安維持能力の維持・向上や難民・国内避難民支援等のため,190億円(約1億5,800万ドル)の拠出を昨年12月に閣議で決定し,今後国会での承認プロセスに入ることを伝えました。

また,薗浦副大臣から,改めて汚職対策,選挙改革,人権改善,治安改善等の分野における努力を強く求めたほか,内政の安定とアフガニスタン政府とタリバーンとの和解が治安改善に不可欠であるとして和解プロセス進展への期待感を表明しました。

これに対し,ガーニ大統領からは,これまでの日本の多大な支援及び昨年の支援プレッジへの感謝とともに,アフガニスタン政府として改革努力に真摯に取り組んでいくとの強い意志が示されました。

2 アブドッラー行政長官表敬

同日午後,薗浦副大臣は,アブドッラー・アブドッラー行政長官(H.E. Dr. Abdullah Abdullah, Chief Executive)を表敬し,意見交換を行いました。

また,薗浦副大臣から,190億円を拠出する方向性を伝達しつつ,アフガニスタン政府の改革努力,治安改善努力等を強く求めました。これに対しアブドッラー行政長官から,日本の支援に感謝の意が示されるとともに,国家統一政府による各種改革の取組みを含め,アフガニスタンの国内情勢について説明がありました。

3 第3回日・アフガニスタン政策協議の開催

同日昼,薗浦副大臣は,ヘクマト・ハリル・カルザイ外務副大臣(H.E. Mr. Hekmat Khalil Karzai, Deputy Foreign Minister for Political Affairs)との間で,第3回日・アフガニスタン政策協議を開催しました。同協議では,日本のアフガニスタン支援,アフガニスタン周辺地域及び東アジアの情勢について意見交換が行われるとともに,カルザイ外務副大臣から,アフガニスタンの国内情勢について説明がありました。

また,薗浦副大臣から,190億円を拠出する方向性を伝達しつつアフガニスタン政府の改革努力,治安改善努力等を強く求めたところ,カルザイ外務副大臣からは,日本の支援に感謝の意が示されるとともに,国家統一政府による各種改革の取組みについて説明がありました。

日・アフガニスタン政策協議の開催は,2012年2月の前回開催以来約5年ぶりであり,今回,国家統一政府の発足後初めて同協議が開催されました。両国の外務副大臣は,今回の第3回協議の開催を契機とし,同協議を活性化していくことで一致しました。

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