アラブ首長国連邦
菅総理大臣とムハンマド・アブダビ皇太子の電話会談
令和2年12月22日
12月22日、午後5時55分から約15分間、菅義偉内閣総理大臣は、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アブダビ皇太子兼アラブ首長国連邦軍副最高司令官(H.H. Sheikh Mohamed bin Zayed Al Nahyan, Crown Prince of Abu Dhabi and Deputy Supreme Commander of the UAE Armed forces)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 菅総理大臣から、総理大臣就任に際するムハンマド皇太子からの祝辞に対して謝意を表するとともに、殿下と良い関係を築き、日・UAE関係を一層強固にしていきたい旨述べました。これに対し、ムハンマド皇太子から、菅総理大臣の就任に対し改めて祝意の表明がありました。
- 菅総理大臣から、日本はアラブ首長国連邦からの原油の安定供給に感謝している、「包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアティブ(CSPI)」の下、様々な分野で二国間の協力が進展しており喜ばしい旨述べました。これに対し、ムハンマド皇太子から、菅総理大臣と協力し、あらゆる分野で二国間の協力を一層強化するために取り組んでいきたい旨発言がありました。
- 両者は中東情勢についても意見交換を行い、国際場裡において緊密に連携していくことで一致しました。また、菅総理大臣から北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め、ムハンマド皇太子から支持を得ました。