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平成28年6月16日
挨拶する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
挨拶する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

1 本16日,安倍晋三内閣総理大臣は,駐日イスラム諸国大使等を総理大臣官邸に招待し,「イフタール」(イスラム暦断食月(ラマダン)中に行われる,日没後の食事)を主催しました。今年のイフタールには,35の国・地域の駐日イスラム外交団等の代表が参加し,出席した各外交団・代表部からは,各国・地域の郷土料理の提供がありました。日本側からは,世耕弘成内閣官房副長官,林幹雄経済産業大臣,河野太郎国家公安委員会委員長も出席しました。

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    イラン:ナスのシチューとサフランライス
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    右 モロッコ:鶏とレモンのタジン
    左 モルディブ:ビス カツレツ
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    右 ヨルダン:タッブーレ・サラダ
    左 イラク:チキンビリヤニ

2 安倍総理大臣から,現在,中東・アフリカ地域を始めとして,イスラム世界は難民や暴力的過激主義の伸張など様々な困難に直面しているが,人々は希望と活力に満ちた世界を他のどの地域よりも強く希求し,その実現に向け奮闘されていることを感じている,「中庸が最善」の精神を今一度思い起こし,調和を生み出す智慧を活かすことこそが社会に平和と安定を取り戻し,成長と繁栄の礎を将来世代に残すことにつながるものと信じている,イスラム世界の皆様には平和と繁栄の実現に力を尽くす伴走者として日本人が常にそばにいることを心に刻んでいただきたい,ムスリムの友人と過ごす今宵の素晴らしいひとときを世界の平和と安定を祈り,これまでの友好・協力関係を一層深める機会にしたい旨の挨拶を行いました。


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