中東
令和6年度中東・北アフリカ地域からの親日派・知日派招へい
令和7年3月4日
1 プログラム概要
2月20日(木曜日)から26日(水曜日)まで、「中東・北アフリカ地域からの親日派・知日派招へい」プログラムに参加するため、中東・北アフリカ地域から6名の有識者等が来日しました。本招へいプログラムは、平成27年度から毎年実施し、参加者に日本の外交政策や社会、歴史、文化といった様々な側面にも触れてもらうことで、日本への理解を促進することを目的としています。
2 参加者
親日派・知日派となることが期待される有識者等6名(アルジェリア、イエメン、イラン、チュニジア、バーレーン、ヨルダン)
3 結果


- 一行は、上村政府代表への表敬を行ったほか、外交史料館を訪問し、日本と中東地域とを比較しながら、互いの社会や歴史に関する意見交換を行いました。また、安藤中東アフリカ局長主催レセプションに出席し、日本の有識者等との交流を行いました。なお、本レセプションは同時期に行われていた招へいプログラム「第八回中東における暴力的過激主義に関する対話」(2月16日(日曜日)から22日(土曜日))と合同で開催しました。


- 一行は、23日(日曜日)から26日(水曜日)まで、広島・京都・大阪を視察しました。広島では広島平和文化センターを訪問し、同センターの香川理事長と懇談を行ったほか、原爆死没者慰霊碑を参拝し献花を行いました。京都では妙心寺春光院を訪問し、同院の川上住職との宗教間対話を行いました。また、日本の伝統工芸である京組紐を体験しました。
- 日程を通じて、参加者からは、普段はなかなか知ることのできない日本の社会・政治・文化といったさまざまな側面について、過去から現代に至るまで幅広く学ぶことができ、日本に対する理解が深まったとの感想が寄せられました。また、広島平和文化センターや広島平和祈念資料館への訪問を通じて、暴力に対し復讐をするのではなく、二度と惨禍を繰り返さないよう前進し努力することの重要性を学んだとの感想が述べられました。