フランス共和国

薗浦外務副大臣のフランス訪問(結果)

平成29年1月16日

  • 中東和平に関する閣僚級会合への出席
  • シビナウイ・チュニジア外相との会談

1 中東和平に関する閣僚級会合への出席

1月15日(現地時間),薗浦健太郎外務副大臣は,訪問先のパリにおいて,フランス政府主催の中東和平に関する閣僚級会合に出席したところ,概要は以下のとおりです。

(1)本会合には,G7を含む欧米各国及びアラブ諸国を始めとして約70か国・機関の外相等が参加しました。会合では,国際社会からの中東和平プロセスの現状への強い危機感が共有され,「二国家解決」への支持とその重要性が再確認されました。

(2)薗浦外務副大臣は,ステートメント(日本語(PDF)  / 英語(PDF) )の中で,「平和と繁栄の回廊」構想の旗艦事業であるジェリコ農産加工団地(JAIP)やイスラエルとパレスチナの青年招へい事業等の日本独自の取組を紹介しました。そして,これらの取組を通じて両当事者は信頼関係を構築してきており,日本のこうした努力は将来的に問題の解決に資するものであり,和平プロセスが停滞している現状だからこそ,信頼醸成が重要である点を強調しました。

(3)このほか,会合においては,オランド仏大統領が演説し,本会合の重要性や開催に至るまでのフランスの努力等に関する発言がありました。また,各参加者からは,それぞれの取組や中東和平プロセスに今後如何に貢献していくかについて言及があり,中東和平問題の解決に向けて国際社会が一致して取り組んでいくことの重要性に関する発言等がありました。

(4)最後に共同コミュニケ(和文(PDF)別ウィンドウで開く / 英文(PDF) )が採択され,閉会しました。

(5)なお,薗浦副大臣は,本会合の機会を利用して,ケリー米国務長官,チャヴシュオール・トルコ外相,シュクリ・エジプト外相,フラナガン・アイルランド外相,アブルゲイト・アラブ連盟事務総長等と立ち話を行い,ジヒナウイ・チュニジア外相と会談し,二国間関係や地域情勢等に関して意見交換しました。

2 邦人行方不明事案に関するフランス側への協力要請

薗浦健太郎外務副大臣は,内務省国家警察総局関係者と会談し,フランス・ブザンソンで行方不明となっている黒﨑愛海さんの発見と事件の全容解明について協力要請を行い,引き続き両国間で協力していくことで一致しました。

(参考)
2006年,小泉総理大臣(当時)が提唱した「平和と繁栄の回廊」構想は,ジェリコ農産加工団地(JAIP)建設という形で具体化され,その後,4回の閣僚級会合,7回の事務レベル会合を経て,現在4社が稼働し,約40社が入居契約を済ませる段階に至った。和平交渉が停滞する中で,JAIPの進展は目に見える成果として重要であり,また国際社会に高く評価されている。

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