レバノン共和国

令和2年8月11日
中山外務大臣政務官のベイルート及びレバノン国民に対する支援のための国際会議出席1
中山外務大臣政務官のベイルート及びレバノン国民に対する支援のための国際会議出席2
1 8月9日、フランス政府及び国連の共催でベイルート及びレバノン国民に対する支援のための国際会議(International conference on assistance and support to Beirut and the Lebanese people)(オンライン形式)(注)が開催され、我が国から、中山展宏外務大臣政務官が出席しました。
同会議はマクロン仏大統領及びムハンマド国連事務次長が共同議長を務め、28か国の首脳や外相等、2地域機関、国連及び5国際・専門機関の代表等が出席しました。

(注)本件会議は、現地時間8月4日にレバノン・ベイルート市で発生した大規模爆発によって大きな被害を被ったレバノン及び同国民に対する連帯と緊急支援を国際社会として表明する機会として、マクロン仏大統領が開催を呼びかけたもの。

2 中山政務官は、スピーチの中で、本件爆発事案の犠牲者や負傷者に対する弔意とお見舞いを述べた上で、我が国は、2012年以降シリア難民の受入れ等に係るレバノンへの人道支援や同国における新型コロナウイルス対策としての緊急支援を実施してきたこと、今回の大規模爆発による被害を踏まえて、緊急援助物資の供与を8月7日に決定した旨述べました。
また、レバノンが今回の悲劇と現在の危機的状況から抜け出し、レバノン政府がこれまでにコミットした行財政・司法改革を透明性のある形で迅速に実行し、持続可能な成長を実現することを希望する旨述べつつ、日本は今後も被害状況を注視しつつ、レバノンが今回の悲劇を乗り越えるために必要とする支援を行う用意がある旨述べました。

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