イスラエル国
上川外務大臣によるヘルツォグ・イスラエル大統領表敬
令和5年11月3日


現地時間11月3日午前10時35分(日本時間同日午後5時35分)から約30分間、イスラエルを訪問中の上川陽子外務大臣は、イツハク・ヘルツォグ大統領(H.E. Mr. Isaac HERZOG, President of the State of Israel)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、今般のハマス等によるテロ攻撃を断固として非難する旨を改めて述べた上で、テロ攻撃を受けたイスラエル国民との連帯の意を表明するとともに、今般のテロ攻撃の犠牲者の御遺族に対して哀悼の意を表し、負傷者の方々に心からお見舞い申し上げると述べました。そして、誘拐された方々を案じており、人質は即時解放されるべき旨述べました。
- その上で、上川大臣は、日本としてガザ地区の人道状況の深刻化に言及しつつ、人道的休止が必要であること、全ての行動は国際人道法を含む国際法に従って行われるべきことを提起しました。さらに、邦人の安全確保について改めて協力を求めました。
- ヘルツォグ大統領からは、日本のイスラエルとの連帯に対して謝意が示されたほか、邦人の安全確保のためにしっかり協力していきたいとの発言がありました。
- 双方は、一般市民の安全確保や事態の早期沈静化に向けて、引き続き協力していくことで一致しました。