ベネズエラ・ボリバル共和国

令和3年6月23日
宇都外務副大臣のベネズエラ避難民への連帯を示す国際ドナー会合におけるビデオ・メッセージの発出

 6月17日、ベネズエラ避難民への連帯を示す国際ドナー国会合がカナダ政府主催、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)及び国際移住機関(IOM)協力の下、オンライン形式で開催され、宇都隆史外務副大臣はビデオ・メッセージで発言を行いました(英文(PDF)別ウィンドウで開く和文(PDF)別ウィンドウで開く )。

 ベネズエラ避難民は世界で560万人以上存在するとされ、世界で2番目に多くの人々が避難を強いられている人道問題となっています。また新型コロナウイルスが流行する中、ベネズエラ避難民のみならず、避難民を受け入れる周辺地域にとっても解決すべき大きな課題となっています。本会合には、40か国以上の首脳・閣僚・政府高官、国際機関、NGO及び民間企業も参加し、同国避難民に関する各国の取組や支援ニーズについて意見交換を行いました。

 宇都副大臣からは、カナダ政府に本ドナー会合開催の感謝を述べ、ベネズエラ避難民を受け入れる周辺国への敬意を表するとともに、日本がベネズエラ避難民問題に積極的に貢献している点発言を行いました。また、日本は本会合において、前ドナー会合以降、約1,200万ドルのベネズエラ関連新規支援を実施している旨表明しました。同支援を含め、我が国は、2017年以降、累計約4,400万ドルの関連支援を実施しています。


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