パラグアイ共和国
谷特派大使のパラグアイ大統領就任式出席(結果)
平成30年8月17日


谷公一衆議院議員(日・パラグアイ友好議員連盟事務局長)は,8月13日から16日にかけてパラグアイ共和国を訪問し,マリオ・アブド・ベニテス・パラグアイ共和国大統領(H. E. Mr. Mario ABDO BENITES, President of the Republic of Paraguay)就任式典に我が国特派大使として出席したほか,アブド・ベニテス大統領等と会談(カスティグリオーニ新外務大臣同席)したところ,概要は以下のとおりです。
- 8月15日,アスンシオン市内の大統領官邸でパラグアイ大統領就任式が行われ,谷特派大使が出席しました。就任式には,テメル・ブラジル大統領,マクリ・アルゼンチン大統領,ドゥケ・コロンビア大統領をはじめ多数の要人が出席しました。続いて行われたアブド・ベニテス新大統領に対する各国代表団長による表敬挨拶において,谷特派大使は,二国間の友好関係及び経済関係をより一層促進していきたい旨述べたところ,同大統領は,明年2019年,両国が外交関係100周年を迎える機会に訪日したい意向を表明しました。また,谷特派大使は,同日昼に開催されたカスティグリオーニ新外務大臣主催の大統領就任式参加各国代表団に対するレセプションに出席し,韓国,英国の代表団長等との意見交換を行いました。
- また,谷特派大使は,就任前々日の13日,アブド・ベニテス新大統領と約50分間,同大統領私邸で会談し,安倍総理からの祝意を伝達する親書を手交しました。谷特派大使から,大統領就任に対する祝意を伝達するとともに,アブド・ベニテス新政権との間で,引き続き,日・パラグアイ間の良好な二国間関係を継続・強化したい旨述べました。これに対し,アブド・ベニテス大統領から,これまでの日本の協力への謝意が表明されるとともに,二国間関係の強化に取り組みたい,とりわけ,更なる日本企業の進出を歓迎する旨述べました。
- 14日夜,谷特派大使は,パラグアイ・日本友好議員連盟議員及びパラグアイ日本協会幹部と懇談し,日・パラグアイ関係,両国の議会制度等について意見交換を行った上で,今後とも二国間関係強化のために尽力していきたい旨述べました。このほか,谷特派大使は,今次パラグアイ訪問の機会に,パラグアイにおいて様々な分野で活躍する日系社会関係者との懇談や企業関係者との意見交換,パラグアイで活動するJICA専門家,青年海外協力隊員との交流,日本語教育を行うバイリンガル校の視察等を行いました。