ペルー共和国

平成28年5月20日
 2016年5月17日,山田美樹外務大臣政務官は,ペルーのアレキパを訪問し,同地で開催されたアジア太平洋経済協力(APEC)貿易担当大臣会合に出席したところ,概要以下のとおりです。

1 「アジア太平洋経済協力(APEC)貿易担当大臣会合」出席

(写真1)
(写真2)

 17日の会合においては,ペルーAPECの優先課題のうち,多角的貿易体制への支持,アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)等の地域経済統合の推進について議論が行われました。
 多角的貿易体制への支持に関し,山田政務官からは,これまでの閣僚合意の着実な実施,時代に即した課題への対応の必要性,環境物品協定や新サービス貿易協定の早期妥結の重要性等について発言しました。また,FTAAPについては,環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)といった地域的取組を土台とし,次世代型の貿易投資課題も含む包括的で質の高いものとなるべきであると発言しました。

2 「CEOとの貿易に関する対話」(昼食会)出席

(写真3)
(写真4)

 APEC地域を中心とする企業関係者と貿易協定やグローバル・バリュー・チェーンについて議論を行いました。

3 各エコノミー代表との立ち話等

(シルバ・ペルー通商観光大臣)
(ロドルフォ・フィリピン貿易産業省次官)

 会合の合間に,本会合の議長を務めたブランカ・マガリ・シルバ・ベラルデ=アルバレス・ペルー通商観光大臣と挨拶を交わした他,セフェリノ・ロドルフォ・フィリピン貿易産業省次官との間では,日比二国間関係について意見交換しました。

(参考)山田政務官の日程
5月16日(月曜日)成田発
17日(火曜日)アレキパ着
貿易担当大臣会合出席
アレキパ発
19日(木曜日)成田着

 (注:貿易担当大臣会合は,17日,18日午前開催)


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