中南米

平成29年3月27日

 27日,岸田大臣の下に設置された「中南米日系社会との連携に関する有識者懇談会」の第2回会合が開催されました。「中南米日系社会の現状と世代交代を踏まえた連携のあり方」をテーマに議論が行われ,外務省からは薗浦健太郎外務副大臣が出席しました。概要以下のとおりです。

  1. 冒頭,薗浦外務副大臣よりペルーやメキシコ等各国を訪問し,現地の日系団代と意見交換したことを紹介しつつ,今回の会合では(1)日系社会・団体の現状や交流に関する現状と課題,(2)従来の日系社会・日系団体の存在感,信頼感をどのように受け渡していくか,(3)若い世代のリーダー育成に向けて,どのように若い世代に日本への関心を持ってもらうか,といった問題意識を踏まえた議論を期待する旨挨拶しました。
  2. 福島福岡県庁企画・地域振興部理事兼国際局長より福岡県の国際化に寄与する海外福岡県人会のネットワークについて報告があり,福岡県が行っている海外の県人会の人材育成事業や県人会のネットワークを生かした福岡県のプロモーション活動について説明が行われました。続いて,森本海外日系人協会常務理事より,次世代日系社会リーダーの育成,企業と日系社会の関わり等について説明し,日系社会若手リーダー育成事業等について提案しました。これらを踏まえて,各有識者による意見交換が行われました。

(参考)中南米日系社会との連携に関する有識者懇談会


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