エクアドル共和国
エクアドルにおけるコトパクシ火山の火山活動活発化を受けた協力の実施
平成27年10月20日
1 今般,我が国は,エクアドル政府からの支援要請を受け,同国のコトパクシ火山活動の活発化に対応するため,国際協力機構(JICA)が同国に対して過去に実施した技術協力プロジェクト「火山監視能力強化プロジェクト」のフォローアップ協力として,火山活動監視体制及びコミュニティ防災能力の強化を目的とした支援(機材供与,短期専門家派遣,ワークショップ開催等)を実施することを決定しました。
2 本年8月14日以降,エクアドルの中部に位置するコトパクシ火山の火山灰や水蒸気の噴出が継続しており,同火山の周辺地域,特に西方地域で健康被害(アレルギー症状等),及び家畜や農作物の被害が引き起こされているほか,交通が規制されています。今後の風向き等状況によっては,さらに降灰範囲が広がる可能性もあり,火山泥流や火山砕流が発生した際の被害も懸念されているため,火山周辺のみならず広範囲にわたって警戒が必要とされている状況です。
3 今回の協力により,エクアドル政府関係機関における火山災害への事前の備えを促進することにより,今後発生し得る被害の軽減に資することが期待されます。
4 なお,我が国政府は,エクアドル側から更なる支援の要請がある場合は,支援の可能性について検討していく考えです。
2 本年8月14日以降,エクアドルの中部に位置するコトパクシ火山の火山灰や水蒸気の噴出が継続しており,同火山の周辺地域,特に西方地域で健康被害(アレルギー症状等),及び家畜や農作物の被害が引き起こされているほか,交通が規制されています。今後の風向き等状況によっては,さらに降灰範囲が広がる可能性もあり,火山泥流や火山砕流が発生した際の被害も懸念されているため,火山周辺のみならず広範囲にわたって警戒が必要とされている状況です。
3 今回の協力により,エクアドル政府関係機関における火山災害への事前の備えを促進することにより,今後発生し得る被害の軽減に資することが期待されます。
4 なお,我が国政府は,エクアドル側から更なる支援の要請がある場合は,支援の可能性について検討していく考えです。