チリ共和国
デ・ラ・フエンテ・チリ外務次官による柘植外務副大臣表敬
令和6年6月4日


6月3日、柘植芳文外務副大臣は、訪日中のグロリア・デ・ラ・フエンテ・ゴンサレス・チリ外務次官(Ms. Gloria DE LA FUENTE GONZÁLEZ, Undersecretary of the Ministry of Foreign Affairs of the Republic of Chile)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、柘植副大臣から、デ・ラ・フエンテ外務次官の訪日を歓迎した上で、チリは日本と同じく太平洋に面し、価値や原則を共有する重要な「戦略的パートナー」であり、活発な要人往来を通じ日・チリ関係が着実に進展しているところ、両国関係を更に強化すべく、デ・ラ・フエンテ次官とも協力していきたい旨述べました。また、柘植副大臣から、チリの方々との対話を重ね、上川大臣が発表した「中南米外交イニシアティブ」を具体化させるべく、関係強化に取り組んでいきたい旨述べました。
- 同3日に実施され、デ・ラ・フエンテ外務次官がチリ側の代表を務めた第10回日・チリ政策対話について、柘植副大臣から、本件対話の成功裏の開催を歓迎しました。これに対し、デ・ラ・フエンテ外務次官から、本件対話が非常に充実した内容になったことを嬉しく思う旨述べた上で、日本との間で二国間、及び国際場裡における協力が様々な分野で進展してきていることを歓迎し、本件対話で協議された内容に沿って、この友好関係を更に発展させていきたい旨述べました。
- さらに、柘植副大臣から、今回の日・チリ政策対話を契機として、重要鉱物、クリーンエネルギーをはじめとする経済分野やWPSを含むジェンダー分野等における両国の協力が進展していくことを期待している旨述べました。これに対し、デ・ラ・フエンテ外務次官から、チリとしても、日本と同様にジェンダー分野における協力を重視しており、日本の前向きな姿勢を高く評価している旨述べ、両者は、この分野を含め、両国の友好・協力関係の一層の緊密化のために共に取り組んでいくことで一致しました。