チリ共和国
宇都外務副大臣の第9回日チリ政策対話への出席
令和2年11月26日



11月26日、午前8時から15分間、宇都隆史外務副大臣は、テレビ会議形式で開催された「第9回日チリ政策対話」の冒頭に出席し、チリ側代表を務めるラウル・フェルナンデス外務省対外政策事務総長(Mr.Raúl Fernández, Secretary General for Foreign Policy, Ministry of Foreign Affairs)と意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 宇都外務副大臣から、民主主義、法の支配、基本的人権等の基本的価値を共有する「戦略的パートナー」であるチリとは、ピニェラ政権発足以降、三度の首脳会談及び三度の外相会談を通じ、これまでの国際場裡及び二国間協力が進展していることを歓迎すると共に、副大臣としてチリとの更なる関係強化に取り組んでいきたい旨述べました。
- フェルナンデス対外政策事務総長から、今般の日本からのコロナ対策としての医療機材供与に感謝し、これまで築かれてきた長年に亘る良好な二国間関係を歓迎しており、三角協力や通信インフラ分野での協力をはじめ、二国間及び 国際場裡での更なる協力関係の強化を図りたい旨発言がありました。また、TPP11の戦略的重要性を理解しており、締結に向け努力したい旨発言がありました。
- その後、フェルナンデス対外政策事務総長と林禎二中南米局長との間で、二国間協力及び国際場裡での協力、地域情勢や東京オリンピック・パラリンピック等につき意見交換を行い、今後とも両国が相互理解を深め、引き続き協力関係を強化することで一致しました。