ブラジル連邦共和国

平成28年3月4日
署名する梅田大使とアブレウ大臣
署名後言葉を交わす梅田大使とアブレウ大臣
1 2月29日(現地時間)、ブラジルのトカンチンス州パルマス市で開催された「第2回日伯農業・食料対話」において、梅田邦夫駐ブラジル大使とカティア・アブレウ・ブラジル農業畜産食糧供給大臣(H.E. Ms. Kátia Abreu, Minister of Agriculture, Livestock and Food Supply)との間で、「農業及び食料分野に係る日本国政府とブラジル連邦共和国政府との間の協力覚書」の署名が行われました。

2 この覚書において、両国は、ブラジルの北部及び北東部地域は、農業開発により穀物生産増加の潜在性を有していること、また、その農業開発においては輸送インフラ網の整備が不可欠であること等について見解を共有し、可能な協力案件について、両国の官民セクターが一体となって検討していくことで一致しました。

3 ブラジルは世界でも有数の農業大国であり、日本及び世界の食料安全保障に大きく貢献しています。この覚書により、ブラジルの北部及び北東部地域の農業開発や輸送インフラ網の整備に向けた協力関係を含め、両国間の経済関係のさらなる促進が期待されます。 (参考)
覚書中にあるマトピバ地域は、ブラジル北東部のマラニョン、トカンチンス、ピャウィ、バイーア各州の一部から構成されており、農業開発のポテンシャルを有する地域と言われています。

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